身近ならっきょを餌にしたイイダコの釣り方とは?仕掛けやタックルについても解説
身近ならっきょを餌にしたイイダコの釣り方とは?仕掛けやタックルについても解説 そもそも何故らっきょでイイダコが釣れるのか疑問にお思いではないでしょうか?理由としてはイイダコはアサリなどの二枚貝を主に捕食しており、 らっきょの形と色が二枚貝に酷似しているから
そもそも何故らっきょでイイダコが釣れるのか疑問にお思いではないでしょうか?理由としてはイイダコはアサリなどの二枚貝を主に捕食しており、らっきょの形と色が二枚貝に酷似しているからと言われております。さらにタコの目は光を取り込み焦点を定めることができるので、海中の生物でも特に人間の目に近い構造をしていると言われております。匂いや光で反応する魚と違い、タコが貝の形を目視で認識できるほど視覚に優れていることもらっきょで釣り上げられる大きな要因の1つでしょう。そのため二枚貝に似ている物体であれば、らっきょ以外でも消しゴムやプラスチック片なども釣り餌として使用することが可能です。堤防から狙う場合は海底を探る釣りの性質上、根がかりが発生しやすいので仕掛けは多めに用意することをおすすめ致します。
らっきょを用いたイイダコ釣りの仕掛け
イイダコ釣りのらっきょは2種類 生らっきょネギ科の野菜であるらっきょはどこのスーパーでも購入可能なお馴染みの食材ですね。千葉県沖では古くからイイダコ釣りに用いられてきた釣り餌です。釣り餌としては白ければ問題ないので、生でも漬物でもいずれのらっきょでも使用可能です。漬け物タイプであれば、余ってしまっても釣行の小腹満たしとしても最適。あくまで白い物に反応する習性を利用する釣りなので、漬け物の香りによってイイダコ釣りの釣果に差が出ることはありません。釣り餌としても1パックで使い切れないほどの量を手軽に入手できる、コストパフォーマンスにも優れた釣り餌です。
擬似餌らっきょらっきょという名目で販売されていることもありますが、白いゴムやプラスチック材の擬似餌です。暗闇の中で光を放つ蛍光タイプや、派手な色味を乗せた商品も存在するので、釣り場の環境に合わせて白色以外を選択することが可能となります。イイダコのノリが渋い時や、潮の濁りが激しい時の非常用として常備しておきたいところ。特に生らっきょのようにテンヤへ縛りつける手間がないので、仕掛けを作成する時間がない方にもおすすめです。
created by Rinker らっきょの仕掛け テンヤらっきょを縛りつけるのにも、必要不可欠な仕掛け。らっきょだけではなく実際にイイダコが捕食する二枚貝や、海老や蟹といった甲殻類、さらにオリジナルの餌を使用することも可能です。イイダコはアタリが繊細なので、10号以下のテンヤが使用しやすいでしょう。
スッテ白いプラスチックや海老の擬似餌に円状のカンナがついた、イカを狙うエギのイメージに近い仕掛け。テンヤの針が2〜3つに対し、多数の針を持ち合わせているのでバラシが少ないため確実に釣り上げたい方におすすめできる仕掛けです。一つの竿に複数取りつけ、数杯以上を狙うことも可能なので特に活性が上がる秋頃の数釣りに最適。ただし乗合船で使用する場合は乱獲防止のため使用禁止の場所も珍しくないので、事前に確認が求められる釣具となります。またカエシの形状から非常に根がかりが発生しやすいので、岩場の多い堤防釣りには向いていません。
らっきょの縛り方釣り餌として使用するらっきょは、スーパーなどで買える100円程度のパックがあれば1日を通して使用可能です。パックタイプは、釣り場へ持ち込むために小瓶に移し替えておくと移動中に汁があふれず使いやすくなるので非常におすすめです。
爪楊枝を縦に差し込み、タコ糸や輪ゴム、古いヘアゴムなどで縛りつけたら完成。意外と爪楊枝は弾力があり丈夫なので、キャスティングごとに外れないように頑丈に縛りつけるのがコツです。
イイダコの生態とポイント
イイダコの主食は二枚貝や小さな甲殻類。時には捕食した二枚貝をそのまま住処や産卵場所にしてしまうユニークな生態を持っています。貝殻が含まれた砂浜が続き、ほどよく岩場が点在しているような場所が理想のポイントです。イイダコは昼間には隠れ家でジッとしており、周囲が暗くなると餌を求めて這い出してくる夜行性。そのため夜釣りのほうが、釣果が上がりやすいターゲットとなります。
イイダコの釣れる季節一年中釣れるイイダコですが、最も釣れやすいのは産卵期に体力をつけるために活性が上がる秋となります。特に秋にはアサリや小型の甲殻類を求めて、岸辺付近まで接近するので堤防からでも狙いやすい季節です。旬を迎える冬から春にかけては数は上がらなくなるものの、メスが抱えた卵の大きさが最大になり一杯ごとの質が高くなる季節となります。
イイダコ釣りのテクニック
イイダコのアタリは繊細小型のタコなので体重の比重が小さく、小さな体で仕掛けに手を伸ばすのでアタリは非常に繊細です。好奇心旺盛ながらも、怖がりな一面を持つタコなので大きなアクションはNG。船から狙う場合は底に定着したのを確認したのち、僅かに底から浮かす釣り方が一般的です。この状態を保てばイイダコが乗ると竿自体に自然と重たくなるアタリが発生するので、慣れてしまえば次々と釣り上げられることも。
イイダコの巻き取りは一気にらっきょを用いたテンヤはカエシがついていない商品がほとんどなので、アワセた後に巻き取りを止めてしまうと簡単に針から逃げ出してしまいます。小型のターゲットである以上アタリが繊細なため、巻き取ってみると釣れていたケースも珍しくありません。重みを感じ取った後には、一度完全に仕掛けを巻き取ってしまう方法がイイダコ釣りにおいての秘訣となります。またテンヤを使用したタコ釣りの詳細は以下の記事で解説しておりますので、興味がある方は是非参考にしてみてください。
イイダコ釣りにオススメのタックル
ロッドイイダコ狙いには、マダコ釣りのような大物や重いテンヤにも耐えられる強靭なロッドは必要ありません。堤防から狙う場合は、キス釣りなどで使用する投げ竿の流用で十分対応可能。舟釣りでは微妙な重みを感知する必要があるので、竿先が柔らかいロッドが有利となります。特にDAIWAの入門ロッドとなるリバディクラブ ショートスイングが投げ釣りを始めとした釣りへと応用可能で、機能性も申し分なくコストパフォーマンスに優れるおすすめの商品です。
created by Rinker リールイイダコ釣りに限らず、タコ釣り用の仕掛けはカエシがついていない商品がほとんどなので手を止めずに一気に巻き取ってしまうテクニックが必須となります。タコ釣りに限らず凡庸性が高く、トラブルが少なくコストパフォーマンスに優れるダイワu3000レブロスシリーズの3000番台を選ぶと間違いないでしょう。
ライン使用するラインは船釣りの場合PEラインの1号、堤防から狙う場合は1.5号がおすすめです。理由としてはPEラインはポリエチレンを素材とした強度に優れるラインであることや、他のラインに比べて細く空気抵抗を受け難いので飛距離を伸ばせるといったメリットがあります。PEラインのデメリットとなるラインの浮きやすさは、仕掛けをしっかり沈め底を取るイイダコ釣りでは特に気になりません。
デビルネット created by Rinkerらっきょの仕掛けで稀にかかる外道達
イカ類 マゴチ釣った新鮮なイイダコを使った料理
釣り人ならではの楽しみがコリコリとした歯応えと、新鮮そのものを味わえる生食。イイダコはサイズ感も丁度良いため、クチバシと内臓を取り除いてワサビ醤油でそのまま食べる方法が絶品です。どうしても泥などの汚れが吸盤に溜まりやすいので、一杯ずつ脚部分を念入りに洗い流し調理を行いましょう。
身近ならっきょでイイダコ100杯超えも狙える!
専門に狙うと繊細ながらも奥深く、釣った後の楽しみも格別なイイダコ釣り。舟釣りではコツさえ掴んでしまえば100杯を超える釣果が珍しくないほどの数釣りを楽しめるので、自己最高記録を更新していくのもイイダコ釣りならではの楽しみではないでしょうか。らっきょという他の魚介類では楽しめないユニークで手軽な仕掛けを使用し、手のひらより小さな可愛らしい姿を見せてくれることから女性や子供にもおすすめできるターゲットとなります。秋から春にかけて旬の味を楽しむ釣りを模索している方は、是非イイダコ釣りを選択肢として加えてみてはいかがでしょうか。