旅行作家・グラビアモデルの歩りえこ、大腸がんで人生が一変「若いからと過信せずに」退院後も続く“排便障害”のリアル
旅行記がベストセラーに。最近ではグラビアモデルとして活動する歩りえこさんが、44歳にして大腸がんを発症。壮絶な毎日と、3人の子を持つシングルマザーとしての思い、そして今後の生き方について聞きました。
あゆみ・りえこ 1981年生まれ、東京都出身。清泉女子大学文学部卒業。これまで一人旅をした国は南極を除く、五大陸世界98か国。旅行記『ブラを捨て旅に出よう 貧乏乙女の〝世界一周〟旅行記』(講談社文庫)はベストセラーに。40歳のときに写真集『スフィア』を発売。3人の子を持つシングルマザーでもあり、旅行作家、旅コメンテーター、タレント、グラビアモデルとしてボーダーレスに活躍している。2025年に大腸がんを公表し、闘病の様子をインスタグラムで綴っている。
早期発見ができれば生存率は高い大腸がん
「ちょっと便が緩くなっているなあという自覚がありましたが、重大な病気という感じではなく……。でも、うちは父と兄がふたりとも大腸がんステージ3を患っていたので、念のため内視鏡クリニックを受診することにしたんです」
「病名を告げられたときは呆然として涙がこぼれてきました。でも父も兄も今は元気なので、“大腸がんツアー”“人生という旅のちょっとした寄り道”なんだと気持ちを切り替えました」(歩さん、以下同)
「本当は自宅から近い病院がよかったのですが、最短で予約が取れた(東京・江東区の)がん研有明病院を選びました。『あなたは女性で、まだ若いから、傷痕が小さいロボット手術にしましょう』と提案され、3週間後に手術が決まったんです」
「『ママはがんで、がんは死ぬ人も多い病気なんだよ』と説明しましたが、子どもは『嘘でしょ』と信じてくれません。見た目は元気だったからでしょう。病院の写真を見せたり、入院中はビデオ通話を続けましたが、病気の深刻さを子どもは理解できておらず、かえってよかったのかなと思います。入院中は両親が子どもたちの世話をしてくれたので助かりました」