初心者向け!!クマを獲るのに必要なスキルと技術。
初心者向け!!クマを獲るのに必要なスキルと技術。

初心者向け!!クマを獲るのに必要なスキルと技術。

皆さんこんにちは。先日、といっても少し日は経ちましたが、数年間牛を襲い続けてきたOSO18が、釧路町でハンタ

そして、基準①をクリアしたら、ロケーション及びシチュエーションを判断します。仮にクマを撃って、自分に向かってきたとき2発目が撃てるのか。地形的にこちらが有利なのか。具体的には、クマが自分より下にいるかどうかと、その間に障害物があるかどうかが重要です。自分が死んだら元も子もありません。自分の中では「一対一の勝負に敗れただけだ」と納得できるかもしれませんが、遺体を捜索する人、残された人、たくさんの人に多大な迷惑をかけます。「絶対に自分は死なない」なんて“絶対”は存在しませんが、極力勝てる勝負にしなくてはなりません。

体重60kgのクマでもこの爪の鋭さ ・判断基準③半矢(手負い)にした場合捜索できるのか

そして、もし仮に弾は当たったけど逃げられてしまった。そんな時、捜索できるような場所なのかどうかも重要です。クマはダメージが深ければ深いほど近場に隠れると言います。クマを撃った後に迂回して現場を見れるか、捜索時に自分がやられるリスクがどれくらいあるのか、そういったことを考えなくてはなりません。 「手負いで逃げられちゃったけどまあいいか」というわけにはいきません。 藪の深さや傾斜、地形などを俯瞰して、もしもの場合に備えましょう。

・判断基準④確実に仕留められるか

“絶対”がないのであれば“確実”もありませんが、 自分の中で「この距離この状況なら確実に仕留められる」という自信が必要です。 それは、委託先の有無であったり、クマとの出会い方であったり、自分の体調であったり、様々な要素に左右されますが、僕は、自信というのはそれまでの経験値から沸くものだと思っています。自信が無かったら引き金を引いてはいけません。むしろ、引いても当たらない可能性が高いです。

・判断基準⑤引き上げ回収、または解体運搬ができるか ・最終的には自分の判断

次いで大事なのは「胆力」と「恐怖心」

・自分の指を動かす「胆力」

仮にクマを目的に山に入っても、「銃を持っていて、しかも撃てる」という状況でクマを目の前にしたときというのは、 もの凄く怖い です。銃を持っていなかったら決して生まれることのない「獲る」という選択肢が生まれるためです。「獲る」ことにはリスクがつきます。上述したように自分が死ぬかもしれませし、死せずとも大きな痛みや身体障害が残るかもしれません。極力そのリスクを減らすために、しっかりと判断し状況を見極める必要があります。ただどれだけ場が整っても、絶対に安全ということはありえません。マンションの6階あたりの手すりに立っているような恐怖感。「一歩間違えば死か限りなく死に近い何かが待っている」引き金にかけた指は固着したようにがっちり固まって、たった数ミリ動かすのも簡単には叶いません。

でも、撃つ寸前まで恐怖心に支配されていると、汗で滑って頬付けは甘くなり、スコープのレチクルはぶれ、撃つ寸前に目をつぶったり力んだりしてしまう可能性が高くなります。 つまり、撃つ瞬間はこの恐怖心を“乗り越える”必要があります。 この恐怖心を乗り越える力こそが胆力だと思っています。別に胆力というワードにこだわりはないです。度胸でも勇気でも、とにかく“手すりに立った状態から一歩踏み出す力”これが必要です。まさに「事にあたって、恐れたり、尻ごみしたりしない精神力」これですね。

・正しく恐れる恐怖心

ただ、胆力と同じか、それ以上に「恐怖心」も必要です。クマの恐ろしさをしっかりと認識し、恐怖するからこそしっかりとした対策と準備が行えます。そして何より恐怖心は責任感にもつながります。「自分が死んでしまうかもしれない。それはいったいどれほどの人に迷惑をかけるだろうか」「仕留めきれないかもしれない。半矢の捜索はどれほど怖いんだろうか」「仕留めきれなかった手負いのクマが山菜取りを襲ったりすることはないだろうか」こういったことを連想させる根源は恐怖心だと僕は思います。

でも、相手は野生動物ですから、死に物狂いで抵抗しますし、土壇場の馬鹿力も発揮します。人間の裏をかくこともあれば、予想外な動きをすることもあります。 さまざまな情報や知識を集められるだけ集めるのは良い事ですが、その情報を精査して、自分なりの解釈に落とし込むこみ、経験とすり合わせていくことが重要だと思います。

最後に、腕は必要だけど”凄腕”じゃなくていい

・どんな射撃技術が必要か ・凄腕である必要はない

「凄腕ハンター」って、やっぱりハンターなら憧れます。いや、少なくとも僕は憧れます。300m先の500円玉を撃ち抜く(凄腕に入るかわかりませんが)…めちゃめちゃカッコイイと思います。800m先のクマを仕留める…まさしく凄腕だと思います。でも、決してクマをやるのに凄腕でなくてはならないなんてことはありません。それよりも、「自分はこの距離とこのロケーションなら絶対に外さない」という自信のある状況を自分の中に持っておくことが重要です。その自信のある状況が、他人より遠くても近くても気にすることはありません。その基準を自分の中に持っているということが引き金を引くうえで何よりも重要です。

・腕よりも優先すべきものがたくさんある

クマに対してやってはいけないこと

・親子グマの子から撃つ ・撃った後に“安易”に近づく

クマを追い、初めて撃てる距離で出会って、もの凄く有利なロケーションで、うまく弾が入って、クマが一発で動かなくなった。だとしても、 決してすぐ近付いてはいけません。 興奮して「早く生死を確かめたい!!」となる気持ちもわかりますが、自分のために5分間は静観しましょう。ハンターがクマにやられたケースの大部分は、手負いを追った時と死亡の確認をしにいったときです。

・自分より上に居るクマを撃つ

まとめ

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