ギター速弾きの練習方法と基礎知識
ギター速弾きの練習方法と基礎知識

ギター速弾きの練習方法と基礎知識

ギターの速弾きは基礎知識から実践までを段階的に学べます。コツコツ練習すれば身につく速弾きテクニックの歴史と練習方法をわかりやすく解説します。

彼らのプレイは現代からみれば特に”速い”と感じないかもしれませんが、彼らのスピード感溢れるギター・プレイに影響を受けた1970年代の次世代ギタリストが、より速く弾くことに特化したことがきかっけとなり「速弾きギタリスト」と言う言葉まで生まれました。この時代に登場した速弾きギタリストとして Deep Purple のリッチー・ブラックモア氏が有名です。ジャズ/フュージョン界では「ピッキングのアル・ディ・メオラ、フィンガリングのアラン・ホールズワース」と言われ、多くの若手がこの二人を参考に腕を磨きました。

1990年代に入っても速弾きの人気は衰えません。RACER X としてデビューしたポール・ギルバート氏、スティーブ・ヴァイ氏、クリス・インペリテリ氏などクラシック音楽を取り入れたバンドは「ネオクラシカル」とカテゴライズされます。国内でもギター雑誌「ヤングギター」などで速弾きギタリストが度々特集され、80年代後半から90年代前半は【速弾き全盛の時代】でした。

しかしその後は NIRVANA や Rage Against the Mashine、レッドホットチリペッパーズ、Kornといったグランジ/オルタナティブ/パンク系などギターソロをとらない(ギターソロに比重を置かない)スタイルのバンドが支持されます。「速いギターソロは無くても良い」という価値観が蔓延し、速弾きの勢いはいったん後退します。

速弾きのコツ

まずはゆっくりとしたテンポで 速弾き用のピックを選ぼう ピッキングの幅を小さく 指をバタバタさせない

ギター博士「人それぞれじゃが、ワシの場合は指の腹をブリッジにのせ小指をピックガードに軽く触れてピッキングを安定させておるゾ。参考にしてくれぃ!」

速弾き練習メニュー

はじめての速弾き練習

六弦かなで「ううぅ…難しいひぉ涙」

ギター博士「難しいと感じたらテンポを落としてゆっくりのスピードでやってみるんじゃ」

六弦かなで「時間がかかりそうだなあ…」

ギター博士「ウム、上達するには少し時間がかかるかもしれんが焦らずコツコツやてくれぃ。あと、くれぐれもムリをして手を痛めんようにな!」

Ex. 1:1:10〜シンプルな2音のみの速弾きです。 Ex. 2:1:21〜フレーズ上昇時は3弦10Fで、下降時は3弦5Fで、ポジション移動しています。 速弾き練習 その2 Ex. 2:1:15〜2音毎に弦移動する速弾きです Ex. 2:1:56〜開放弦を絡めた速弾きです。押さえた直後の音がしっかり鳴るように意識してください。 速弾き練習 その3 速弾き練習 その4

ギター博士の30日間ギターチャレンジから:#30 博士昇天 そして伝説へ…?

速弾きで使用するスケールってどんなの?

ギター博士の速弾きは何スケール?
  • キーに合わせたマイナーペンタトニックスケールやドリアンスケールを基調に、ときおり「b5」を加えるアプローチ
  • ナチュラルマイナースケールを基調に、コードに合わせてHMP5↓(ハーモニックマイナーパーフェクトフィフスビロウ)を使用するアプローチ
ブルース系

OZZY OSBOURNE – “No More Tears” (Official Video) 若きザック・ワイルド氏の名演。ギターソロでは、超速のラン奏法からチョーキングビブラートで締めくくる、黄金の終わり方が確認できます。c

エリック・クラプトン氏、ジェフ・ベック氏、ジョニー・ウィンター氏、ザック・ワイルド氏らが該当します。このジャンルの速弾きでは、ペンタトニックスケールが盛んに使用されます。「ペンタ一発」で弾き倒すことも珍しくなく、むしろそれが美学ですらあります。メジャーペンタに11thと7hを追加した「ミクソリディアンスケールマイナーペンタに9thと13thを追加した「ドリアンスケールも多く見られます。さらに「b5」を追加するなど、スケールだけでもさまざまなバリエーションがあります。 またブルースを意識した速弾きでは、シンプルなモチーフを繰り返す「ラン奏法」が多用されます。ラン奏法で沸騰してチョーキングビブラートで〆る、というのは一つの様式美です。

ルーツがクラシック

Mr. Big – Daddy, Brother, Lover, Little Boy [The Electric Drill Song] (MV) この演奏からクラシックを感じられる人は、ますいないでしょう。しかし、ここで見られるダイアトニックのフレージングは、ブルース系の速弾きではほとんど見られません。

イングヴェイ・J・マルムスティーン氏、ランディ・ローズ氏、ポール・ギルバート氏、エドワード・ヴァン・ヘイレン氏らが該当します。クラシックに親しんだ経歴のあるギタリストには、「ダイアトニックスケール(ドレミファソラシド)」がメインで、ブルース系の歌い回しのときにペンタトニックを使用する、という傾向があります。ダイアトニックをギターで弾く場合、弦1本あたり3音得られることが多く、2音しか得られないペンタトニックより速弾きに有利と考えられます。 またランディ・ローズ氏はナチュラルマイナースケールに「b5」を追加する、イングヴェイ氏はハーモニックマイナースケールを多用するなど、スケールのチョイスはギタリストごとにさまざまです。

ジャズ/フュージョン系

Mike Stern – Chromazone ロックやブルース、ファンクのエッセンスも柔軟に取り入れているマイク・スターン氏。超速のプレイがすべてアドリブというところは、驚愕に値します。

ジョン・マクラフリン氏、マイク・スターン氏、フランク・ギャンバレ氏、パット・マルティーノ氏らが該当します。こちらのジャンルでは速弾きであっても、コードの進行に準じてスケールを使い分けていくモーダル・アプローチ)、というのが普通です。特に7thコードにどんなスケールを合わせるかはこだわるポイントで、ミクソリディアン、ハーモニックマイナーパーフェクトフィフスビロウ(HMP5↓)以外にも、オルタードスケールやホールトーンスケール、コンディミ(コンビベーションオブディミニッシュスケール)など、さまざまなスケールが使用されます。 また、コードの構成音のみを使ったコーダル・アプローチの速弾きも多く見られます。スケールをなぞるフレージングが滑らかな音程変化を特徴とするのに対し、コードの構成音で作るフレーズは音程変化が大きいのが特徴です。

速弾きをどう表現する??

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練習前に. 基礎知識

  • ギターコード表
  • 基本的なコードのほとんど全てを網羅、クリックすると音が鳴る!
  • TAB譜・コード譜の読み方
  • 読み方が分かれば、ギターの練習がよりいっそうはかどる!
  • 音符や休符、反復記号の読み方
  • 耳(音)だけでなく目(譜面)からもリズムを把握する

ギター練習ロードマップ

  • ストロークしてみよう
  • オープンコード「E」「A」、セーハコード「F」「B」
  • コードストロークの練習をしよう!
  • ギターの最も基本的な演奏方法の一つ
  • アルペジオの弾き方
  • コード(和音)を分解して演奏する
  • パワーコードの練習
  • 元気よくやるのが一番カッコイイ奏法
  • オルタネイトピッキングの練習
  • 安定したギタープレイにとって必要不可欠なギター奏法
  • ミュートの練習
  • いらない音が出ないようにする
  • ハカセ先輩の放課後ギタークラブ
  • バンドに参加しているかのような雰囲気で練習ができる!
  • 30日間ギターチャレンジ
  • 30個のフレーズをTab譜を見ながら演奏できる!
  • ギター博士の練習曲
  • ギター博士オリジナル曲を一緒に練習しよう!
  • ギター研究室
  • もう一歩先を目指す人のためのギター講座