マツ(松)の珍しい種類、主な種とおすすめの園芸品種の紹介【2022】
マツ(松)の珍しい種類、主な種とおすすめの園芸品種の紹介【2022】

マツ(松)の珍しい種類、主な種とおすすめの園芸品種の紹介【2022】

マツ(松)の珍しい種類、主な種とおすすめの園芸品種の紹介【2022】 アカマツ(赤松)の茎は木質で 樹皮は赤褐色 もしくは灰褐色をしており、亀甲状に割れ、そのまま亀甲状に剥がれます。樹形は直立、幹は垂直もしくはやや曲がり、枝は同じ高さから何本も横に伸びて輪生する傾向があり、高さ約2000(~3500)cmに成長します。 葉序は束生(2個ずつ)

アカマツ(赤松)の茎は木質で樹皮は赤褐色もしくは灰褐色をしており、亀甲状に割れ、そのまま亀甲状に剥がれます。樹形は直立、幹は垂直もしくはやや曲がり、枝は同じ高さから何本も横に伸びて輪生する傾向があり、高さ約2000(~3500)cmに成長します。葉序は束生(2個ずつ)、葉色は緑色、葉身の長さ約7(~12)cm、葉身の形は針形で、クロマツと比べ柔らかいです。花は若枝に咲き雌雄同株のため雄花と雌花が個々にわかれて一つの木にあります。雄花は長さ約1cmの穂状で黄色(~黄褐色)をしていて若枝に穂状に並ぶ形で咲きます。雌花は赤色(~赤桃色)をしていて若枝(穂)の先端に数個つきます。実(果実)は球果で一般的には毬果(松ぼっくり)とも呼ばれており、花後の翌年の10月頃に熟し、球果は長さ約4(~5)cmの卵形、鱗状に種鱗が重なり、熟すと種鱗が開き、種鱗の内側に2個ずつ入った長い翼の付いた種子を放出します。

アカマツ(赤松)の主な園芸品種

シダレマツ(Pinus densiflora ‘Pendula’)は一般的な種と比較して高さが150~250cmと背が非常に低く、横へと広がる個性的な樹形をつくり、枝葉が大きく枝垂れる姿が特徴の園芸品種です。

タギョウショウ(Pinus densiflora ‘umbraculifera’)は高さが約300~600cmと一般的な種と比べ背が低く、根元から茎がわかれ株立ちの様な樹形をつくる園芸品種です。

ジャノメアカマツ(Pinus densiflora ‘Oculus-draconis’)は針形をした葉に緑色・黄色と交互に入る帯状の班が入る所が特徴で、イエローリーフはお庭に明るい雰囲気をつくります。また樹高は150~600cmと一般的な種と比べて低いため庭木としても育てやすいです。

ゴールデン・ゴースト(pinus densiflora ‘golden ghost’)は葉に帯状に入る黄色の班が特徴で、緑色と黄色の2色の葉色がお庭に明るい雰囲気をつくる魅力的な園芸品種です。樹高は150~250cmと一般的な種と比べてとても低いため庭木としても育てやすいです。

オーレア(pinus densiflora ‘aurea’)は夏は薄緑色で冬になると赤みを帯びた黄色(黄金色)にかわる葉色が魅力の園芸品種です。樹高は150~210cmと一般的な種と比べてとても低いため庭木としても育てやすいです。

クロマツ(黒松)の特徴や園芸品種

クロマツ(黒松)とは!?

クロマツ(黒松)は学名Pinus thunbergii、別名では「オマツ(雄松)」や「ブラック・パイン(black pine)」とも呼ばれる日本および朝鮮が原産の常緑高木です。日本の分布は本州・四国・九州で、海岸付近に自生しています。

クロマツ(黒松)の語源(由来)
  • 属名のPinusはラテン語で「松」を意味する「pine」に由来します。
  • 種小名のthunbergiiは、スウェーデンの植物学者で博物学者のカール・ペーテル・ツンベルク(Carl Peter Thunberg)への献名です。
  • クロマツ(黒松)の由来は樹皮の色が黒色(黒褐色)をしていて、葉が二股(マタ→マツ)に分かれる所からきています。
  • 別名のオマツ(雄松)の由来は、葉が硬めなクロマツ(雄松)を男に例え、葉が柔らかいメマツ(雌松)を女に例えた事からきています。
クロマツ(黒松)の特徴(魅力)
  • クロマツ(黒松)は日本庭園等で重要な役割を果たしており庭木として親しまれたり盆栽として利用されたりします。
  • 幹は垂直もしくは曲がり枝は同じ高さから輪生に横に広がり美しい樹形をつくります。
  • クロマツ(黒松)の茎は黒褐色(灰黒色)をしており和名の由来にもなります。
  • クロマツ(黒松)の葉はアカマツと比べて硬いです。
    • 硬い葉を男性に例え別名でオマツ(雄松)とも呼ばれます。
    • 葉は束生して2個ずつ葉がでる2葉です。
    • 松ぼっくりの長さは4~7cmです。
    • 晴れた日に鱗状の種鱗が開き内側から翼のついた種子を放出します。
    • そのため防風林として利用する目的で植栽されます。

    クロマツ(黒松)の茎は木質で樹皮は黒褐色もしくは灰黒色をしており、亀甲状に割れ、そのまま亀甲状に剥がれます。樹形は直立、幹は垂直もしくはやや曲がり、枝は同じ高さから何本も横に伸びて輪生する傾向があり、高さ約2000(~3500)cmに成長します。葉序は束生(2個ずつ)、葉色は緑色、葉身の長さ約7(~15)cm、葉身の形は針形(断面は半円形)で、アカマツと比べ硬いです。花は若枝に咲き雌雄同株のため雄花と雌花が個々にわかれて一つの木にあります。雄花は黄色(~黄褐色)をしていて若枝(穂)に穂状に並ぶ形で咲きます。雌花は赤色(~赤桃色)をしていて若枝(穂)の先端に数個つきます。実(果実)は球果で花後の翌年の10月頃に実り、毬果(松ぼっくり)とも呼ばれます。球果は長さ約4(~7)cmの卵形、鱗状に種鱗が重なり、熟すと種鱗が開き、種鱗の内側に2個ずつ入った長い翼の付いた種子を放出します。

    クロマツ(黒松)の主な園芸品種

    オゴン(pinus thunbergii ‘ogon’)は1年を通して色鮮やかな黄色の葉があり、緑色と黄色の2色の葉色がお庭に明るい雰囲気をつくる魅力的な園芸品種です。樹高は150~300cmと一般的な種と比べてとても低いため庭木としても育てやすいです。

    サンダーヘッド(pinus thunbergii ‘thunderhead’)は入道雲を思わせるような不規則にもこもこと成長する枝と樹形が特徴の園芸品種です。樹高は150~300cmと一般的な種と比べてとても低いため庭木としても育てやすいです。

    ゴヨウマツ(五葉松)の特徴や園芸品種

    ゴヨウマツ(五葉松)とは!?

    ゴヨウマツ(五葉松)は学名Pinus parviflora、別名では「ヒメコマツ」や「ファイブ・ニードル・パイン(five-needle pine)」とも呼ばれる日本および朝鮮が原産の常緑高木です。日本の分布は北海道・本州・四国・九州で、日当たりのよい山地に自生しています。

    ゴヨウマツ(五葉松)の語源(由来)
    • 属名のPinusはラテン語で「松」を意味する「pine」に由来します。
    • 種小名のparvifloraはラテン語で「小さい」を意味する「parvus」と、ラテン語で「花」を意味する「flos」の2語からなり、小さな花を意味します。
    • ゴヨウマツ(五葉松)の由来は葉が5本の束になり束生する事に由来します。
    ゴヨウマツ(五葉松)の特徴(魅力)
    • ゴヨウマツ(五葉松)は日本庭園等で重要な役割を果たしており庭木として親しまれたり盆栽として利用されたりします。
    • 幹は垂直に伸びて枝は水平に広がり円錐形の美しい樹形をつくります。
    • ゴヨウマツ(五葉松)の葉は束生して5個ずつ束になって葉がつきます。
      • 葉の長さが2(~6)cmしかなくクロマツ(約7~15cm)と比べ小さいです。
      • 針形の葉は真っ直ぐではなく少し捻れます。
      • 松ぼっくりは楕円形をしており長さは4~7cmです。
      • 晴れた日に鱗状の種鱗が開き内側から長さ0.2~1cmの短い翼のついた種子を放出します。
      • 幹が垂直で枝が水平に伸びる事から美しい円錐形の樹形となり葉が短いことから全体のバランスがとりやすい所が魅力です。

      ゴヨウマツ(五葉松)の茎は木質で樹皮は暗褐色もしくは灰褐色をしており、亀甲状に割れ、そのまま亀甲状に剥がれます。樹形は円錐形、幹は垂直で枝は水平に広がり高さ約2000(~3500)cmに成長します。葉序は束生(5個ずつ)、葉色は緑色(~青緑色)、葉身の長さ約2(~6)cm、葉身の形は針形で捻れが入ります。花は若枝に咲き雌雄同株のため雄花と雌花が個々にわかれて一つの木にあります。雄花は黄色(~褐色)をしていて若枝(穂)に穂状に並ぶ形で咲きます。雌花は赤色(~赤桃色)をしていて若枝(穂)の先端に数個つきます。実(果実)は球果で花後の翌年の10月頃に実り、毬果(松ぼっくり)とも呼ばれます。球果は長さ約4(~7)cmの楕円形、鱗状に種鱗が重なり、熟すと種鱗が開き、種鱗の内側に長さ約0.2(~1)cmの短い翼の付いた長さ約0.8(~1.1)cmの種子を放出します。

      ゴヨウマツ(五葉松)の主な園芸品種

      ゴルディロック(pinus parviflora ‘goldilocks’)は1年を通して色鮮やかな黄色の葉があり、新しい葉で見られる黄色の葉と古い葉で見られる緑色の2色の葉色がお庭に明るい雰囲気をつくる魅力的な園芸品種です。樹高は約60~240cmと一般的な種と比べてとても低いため庭木としても育てやすいです。

      ネギシ(pinus parviflora ‘negishi’)は白いベールで包まれた様な美しい青緑色の葉色と、短い葉、樹高が50~200cm程度しかない所が特徴で、盆栽として利用される事が多い品種です。

      シロマツ(白松)の特徴や園芸品種

      シロマツ(白松)とは!? シロマツ(白松)の語源(由来)
      • 属名のPinusはラテン語で「松」を意味する「pine」に由来します。
      • 種小名のbungeanaはロシア人の植物学者のAlexander von Bunge (1803-1890)への献名です。
      • シロマツ(白松)の由来は樹皮が白色をしている所からきています。
      シロマツ(白松)の特徴(魅力)
      • シロマツ(白松)は一般的に白色の樹皮や斑模様となる樹皮を鑑賞する目的で庭木として利用されます。
        • 樹皮は滑らかで鉄を思わせる様な光沢があり若い頃は青灰色をしていて成熟すると綺麗な白色へとかわります。
        • 樹皮は光に晒される事で赤茶色・赤紫色・紫色になり樹皮が亀甲状に剥がれる事で斑模様となります。
        • 一般的に美しい樹皮を見られるまでに約10年かかると言われています。

        シロマツ(白松)の茎は木質で、樹皮は初め青灰色で成熟すると綺麗な白色となり、亀甲状に割れ、そのまま亀甲状に剥がれます。また樹皮は光に晒されると赤茶色・赤紫色・紫色になるためしばしば斑模様となります。樹形は単幹(根元から上部まで幹が1本)もしくは株立ち状(地際付近から幹・枝が立ち上がる茂る樹形)になり、幹は垂直で枝は斜上もしくは水平に広がり高さ約1500(~2500)cmに成長します。葉は束生(3個ずつ)、葉色は緑色、葉身の長さ約5(~10)cm、葉身の形は針形です。花は若枝に咲き雌雄同株のため雄花と雌花が個々にわかれて一つの木にあります。雄花は黄色(~褐色)をしていて若枝(穂)に穂状に並ぶ形で咲きます。実(果実)は球果で毬果(松ぼっくり)とも呼ばれます。球果は長さ約4(~7)cmの卵形、鱗状に種鱗が重なり、熟すと種鱗が開き、種鱗の内側にある翼の付いた種子が放出されます。

        シロマツ(白松)の主な園芸品種

        コンパクタ(pinus bungeana compacta)は一般的なシロマツと比べて高さが600cm程度までしか成長しないため育てやすい園芸品種です。

        シルバーゴースト(pinus bungeana ‘silver ghost’)は銀色と白色の2色の樹皮が斑模様をつくり、洗練された雰囲気をつくる魅力的な園芸品種です。樹高は約300~1500cmに成長します。

        ハイマツ(這松)の特徴や園芸品種

        ハイマツ(這松)とは!?

        ハイマツ(這松)は学名Pinus pumila、別名では「イザリマツ」や「シベリアン・ドワーフ・パイン(Siberian dwarf pine)」とも呼ばれる日本および朝鮮、中国、モンゴル、ロシアが原産の常緑低木です。日本の分布は北海道・本州(中部以北)で、高山に自生しています。

        ハイマツ(這松)の語源(由来)
        • 属名のPinusはラテン語で「松」を意味する「pine」に由来します。
        • 種小名のpumilaはラテン語で「矮性」「矮小な」を意味しており背の低い樹形に由来します。
        • ハイマツ(這松)の由来は地面を這うように成長する姿からきています。
        ハイマツ(這松)の特徴(魅力)
        • ハイマツ(這松)は地面を這うように広がる樹形から地被植物や盆栽、またこんもり茂る品種では庭木として利用されます。
          • 茎は主幹がはっきりとせず非常に枝分かれがよく地面を匍匐するように広がります。
          • 松ぼっくりの長さは2~5cmです。
          • 晴れた日に鱗状の種鱗が開き内側から翼のない種子を放出します。

          ハイマツ(這松)の茎は木質で樹皮は灰褐色もしくは黒褐色をしており、薄く剥がれます。樹形は通常マット状、茎は枝分かれが非常によく匍匐性(地表を這い途中で根を出す)で高さ約100(~500)cmに成長します。葉は束生(5個ずつ)、葉色は緑色、葉身の長さ約3(~9)cm、葉身の形は針形で断面は台形です。花は当年枝に咲き雌雄同株のため雄花と雌花が個々にわかれて一つの木にあります。雄花は赤色(~桃色)もしくは黄色をしていて当年枝に穂状に並ぶ形で咲きます。雌花は赤桃色をしていて当年枝(穂)の先端に1~数個つきます。実(果実)は球果で花後の翌年の9(~10)月頃に実り、毬果(松ぼっくり)とも呼ばれます。球果は長さ約2(~5)cmの卵形、鱗状に種鱗が重なり、熟すと種鱗が開き、種鱗の内側に2個ずつ種子があり、種子には翼がありません。

          ハイマツ(這松)の主な園芸品種

          グローブ(pinus pumila ‘globe’)は薄らシルバーのベールで覆われたかのような灰青色の上品な葉色と、高さ約60cm幅約120cmにこんもり成長する樹形が魅力の園芸品種です。

          グラウカ(pinus pumila ‘glauca’)はシルバーのベールで覆われたかのような灰青色(~灰緑色)の上品な葉色と、高さ約120cm幅約90cmにこんもり成長する樹形が魅力の園芸品種です。

          モンタナマツの特徴や園芸品種

          モンタナマツとは!? モンタナマツの語源(由来)
          • 属名のPinusはラテン語で「松」を意味する「pine」に由来します。
          • 種小名のmugoはフランス語の「mugho pine」もしくはイタリア語の「mugo」からきています。
          モンタナマツの特徴(魅力)
          • モンタナマツは亜種が3個あります。
            • Pinus mugo subsp. mugoは多くが株立ち状(地際から複数の幹・枝が立ち上がる)で高さが300~600cmと背が低く、下部が広がるずんぐりした樹形となります。
            • pinus mugo subsp. uncinataは通常、単幹(根元から上部まで幹が1本)で、高さが2000cmまで成長し、円錐形の樹形を作ります。
            • Pinus mugo subsp. rotundataは上記2つの交雑種です。
            • 園芸品種では背が低く地被植物のように成長(傾状茎)する形態のものや株立ち状の樹形をつくり低い生垣としても利用できるものなどが人気です。

            モンタナマツの茎は木質で、樹皮は灰褐色もしくは灰黒色となり、亀甲状に割れ、そのまま亀甲状に剥がれます。樹形は単幹(根元から上部まで幹が1本)もしくは株立ち状(地際付近から幹・枝が立ち上がる茂る樹形)になり茎は直立もしくは傾状(地表を這い途中で立ち上がる)して、高さ約100(~600)cmに成長します。葉は束生(2~3個ずつ)、葉色は緑色、葉身の長さ約2(~7.5)cm、葉身の形は針形です。花は当年枝に咲き雌雄同株のため雄花と雌花が個々にわかれて一つの木にあります。雄花は黄色(~赤色)をしていて当年枝(穂)に穂状に並ぶ形で咲きます。雌花は円錐形で紫色(~暗褐色)をしていて当年枝(穂)の先端に数個つきます。実(果実)は球果で毬果(松ぼっくり)とも呼ばれます。球果は長さ約2(~5.5)cmの卵形、鱗状に種鱗が重なり、熟すと種鱗が開き、種鱗の内側にある翼の付いた種子が放出されます。

            モンタナマツの主な園芸品種

            モンタナマツ(ウィンターゴールド)は春・夏は緑色で冬になると綺麗な黄色になる美しい葉色と、高さよりも横へと広がる樹形が魅力的な園芸品種です。

            モンタナマツ(ウィンターゴールド)は高さ約60~150cm、幅約90~200cmに広がります。色鮮やかな黄色の葉色は、非常にフレッシュで明るい雰囲気をつくるため、爽やかで明るいお庭をつくる時や、赤色や青色等の複数の花を組み合わせカラフルなお庭をつくる時等におすすめの品種です。

            モップ(pinus mugo ‘mops’)は高さ幅ともに100cm程度までしか育たず、クッションを思わせる様なモコモコとした可愛らしい半球状の樹形をつくる所が魅力の園芸品種です。

            プミリオ(pinus mugo ‘pumilio’)は非常に成長が遅いため管理がしやすく、また横へと広がる傾向があるため地被植物や低い生垣とした利用されたりします。またエメラルドの様な濃い緑色の葉色も高く評価されている園芸品種(変種として扱われる場合もある)です。樹高は約60~120cm幅は約150~300cmで緩やかに成長します。

            スロウマウンド(pinus mugo ‘slowmound’)は株立ち状に地面から多数の茎を出し、傾状に茎が広がり山の様なこんもりした樹形をつくる園芸品種です。成長は緩やかで高さ90~120cm、幅約120~150cmに成長します。

            カルステン・ウィンターゴールド(pinus mugo ‘carsten’s wintergold’)は春・夏は緑色で冬になると鮮やかな黄色もしくは赤みを帯びた黄金色の葉にかわる魅力的な園芸品種です。成長は非常に緩やかで高さ約60cm、幅約60cmに成長します。

            オフィール(pinus mugo ‘ophir’)は春・夏はイエローグリーンの明るい葉色をしており、また冬になると鮮やかな黄色の葉色に変わり、1年を通してお庭を明るく彩るカラーリーフとして利用できる魅力的な園芸品種です。成長は非常に緩やかで高さ約60~90cm、幅約60~90cmに成長します。

            イタリアカサマツの特徴や園芸品種

            イタリアカサマツとは!?

            イタリアカサマツは学名Pinus pinea、別名では「ストーン・パイン(stone pine)」や「アンブレラ・パイン(umbrella pine)」等とも呼ばれる地中海沿岸が原産の常緑高木です。

            イタリアカサマツの語源(由来)
            • 属名のPinusはラテン語で「松」を意味する「pine」に由来します。
            • 種小名のpineaはラテン語で「松のような」を意味する「pineus」の語尾が変化したものです。
            イタリアカサマツの特徴(魅力)
            • イタリアカサマツは木が成熟してくると下部の枝が落ちる傾向にあり上部の枝が横へと大きく張り出して「傘」や「ドーム」に例えられる壮大な樹形をつくります。
              • 若木の時は枝葉が密につき円形(~楕円形)の樹形をしています。
              • 実生から3年間は殆どの葉が幼葉で3年目以降から幼葉と成葉が混合して10年目以降は成葉のみとなります。
              • 幼葉は束生にならず1本ずつ生え葉色は光沢のある青緑色で長さ1.5~4cm程度です。
              • 成葉は2本ずつの束生に生え葉の長さが10~20cmあります。
              • 種子も大きく長さ約2cmあり食用として古くは6000年以上前から栽培され利用されて来ました。
              • 松の実(種子)はバターの様な風味とカリカリとした食感があり多くの場合は風味を引き出すためローストする等の調理が行われます。
              • 食べ方はサラダに入れたり、パスタに入れたり、肉料理に入れたり、パン生地やパイ等に入れて焼き食べられたりします。

              イタリアカサマツの茎は木質で、樹皮は灰褐色もしくは赤褐色をしており、亀甲状に割れ、粗く亀甲状に剥がれます。樹形は若い時は球状をしていて、成熟すると傘型になり、一般的に単幹(根元から上部まで幹が1本)で稀に若木で株立ち状(地際付近から幹・枝が立ち上がる茂る樹形)になります。幹は直立してやや曲がりくねり、枝は水平もしくは斜上して樹高は約1000(~3500)cmに成長します。葉は幼葉と成葉があり3年目までは殆どが幼葉でそれ以降の10年目までは幼葉と成葉が混合します。幼葉は束生にならず、葉色は光沢のある青緑色で、葉身の長さは1.5(~4)cmの針形です。成葉は束生(2個ずつ)して、葉色は緑色で、葉身の長さは10(~20)cmの針形です。花は若枝に咲き雌雄同株のため雄花と雌花が個々にわかれて一つの木にあります。雄花は黄色(~橙色)をしていて若枝(穂)に穂状に並ぶ形で咲きます。雌花は紫色(~赤紫色)をしていて若枝(穂)の先端に数個つきます。実(果実)は球果で毬果(松ぼっくり)とも呼ばれます。球果は長さ約8(~15)cmの卵形、鱗状に種鱗が重なり、約36ヶ月かけ熟すと種鱗が開き、種鱗の内側にある翼の付いた種子が放出されます。

              イタリアカサマツの主な園芸品種

              シルバークレスト(pinus pinea ‘silver crest’)は灰緑色の葉が密に茂る事で、銀色のベールで包まれたような美しい外観をつくる魅力的な園芸品種です。シルバーリーフはスッキリと洗練された印象を与えるためエレガントなお庭等によくあいます。また樹高も60~250cmと、とても低いため小さなお庭でも育てやすい所も魅力です。

              ヨーロッパクロマツの特徴や園芸品種

              ヨーロッパクロマツとは!?

              ヨーロッパクロマツは学名Pinus nigra、別名では「オーストリアン・パイン(Austrian pine)」や「ブラック・パイン(black pine)」とも呼ばれる地中海沿岸が原産の常緑高木です。

              ヨーロッパクロマツの語源(由来)
              • 属名のPinusはラテン語で「松」を意味する「pine」に由来します。
              • 種小名のnigraはラテン語で「黒色」を意味しており、亜種の中に黒色の樹皮をもつものがあります。
              ヨーロッパクロマツの特徴(魅力)
              • ヨーロッパクロマツはクロマツの名前をもちますが通常は灰色や黄褐色の樹皮をしています。
                • ヨーロッパクロマツの亜種で黒色の樹皮をしているものがあります。
                • ヨーロッパでは公園等に植えられ美しい樹形を楽しむ目的で育てられます。
                • また底の浅い鉢で樹形をコントロールしながら盆栽としても親しまれます。
                • 実は松ぼっくりとも呼ばれ長さは5~10cmです。
                • そのため木材としては質がやや荒く柔らかいと言われます。
                • そのため防風林として利用する目的で植栽されます。

                ヨーロッパクロマツの茎は木質で樹皮は灰色から黄褐色や桃色(1部亜種が黒色)をしており、亀甲状に割れ、そのまま亀甲状に剥がれます。樹形は円錐形で成熟するにつれ広円錐形、幹は単幹(根元から上部まで幹が1本)で枝は横へ広がり、樹高は約2000(~3500)cmに成長します。葉序は束生(2個ずつ)、葉色は緑色、葉身の長さ約8(~16)cm、葉身の形は針形です。花は若枝に咲き雌雄同株のため雄花と雌花が個々にわかれて一つの木にあります。雄花は黄色(~黄褐色)をしていて若枝(穂)に穂状に並ぶ形で咲きます。実(果実)は球果で毬果(松ぼっくり)とも呼ばれます。球果は長さ約5(~10)cmの卵形、鱗状に種鱗が重なり、受粉後に約18ヶ月かけて熟し種鱗が開き、種鱗の内側にある翼の付いた種子が放出されます。

                ヨーロッパクロマツの主な園芸品種

                グリーンタワー(pinus nigra ‘green tower’)は成長が非常に緩やかで広がりが少ないため管理がしやすく、円筒形の樹形が洗練された雰囲気をつくる魅力的な園芸品種です。樹高は約60~250cmに成長します。

                フランク(pinus nigra ‘frank’)は成長が緩やかで横への広がりが殆どなく、円錐形もしくは円柱形の洗練された樹形をつくります。樹高は約60~350cmに成長します。

                ブレポ(pinus nigra ‘brepo’)は剪定をしなくてもトピアリーボールの様にまとまる球状の樹形が特徴の園芸品種です。樹高は約100cmまでに成長します。

                モセリ(pinus nigra ‘moseri’)は春・夏は緑色で冬になると鮮やかな黄色もしくは赤みを帯びた黄金色の葉にかわる魅力的な園芸品種です。成長は緩やかで高さ約200cmに成長します。

                ヨーロッパアカマツの特徴や園芸品種

                ヨーロッパアカマツとは!?

                ヨーロッパアカマツは学名Pinus sylvestris、別名では「スコッツ・パイン(Scots pine)」や「バルチック・パイン(Baltic pine)」とも呼ばれるユーラシア大陸原産の常緑高木です。

                ヨーロッパアカマツの語源(由来)
                • 属名のPinusはラテン語で「松」を意味する「pine」に由来します。
                • 種小名のsylvestrisはラテン語で「森の」「森林の」を意味しています。
                ヨーロッパアカマツの特徴(魅力)
                • ヨーロッパアカマツは赤褐色(成熟すると灰色)と長さ2.5~6cmの短い葉が特徴の常緑高木です。
                  • 木材も赤褐色から薄黄色をしておりパルプや建材等に利用されます。
                  • 庭木として育てられたり底の浅い鉢で樹形をコントロールしながら盆栽として育てられたりします。
                  • 葉の色は通常緑色ですが幾つかの品種では黄色や灰緑色の葉色があるためカラーリーフとして楽しまれる事もあります。
                  • 松ぼっくりとも呼ばれ長さは3~7.5cmです。

                  ヨーロッパアカマツの茎は木質で樹皮は若い時は赤褐色をしており成熟すると灰色になり、亀甲状に割れ、そのまま亀甲状に剥がれます。樹形は若い時は円錐形で成熟すると樹冠(上部の葉のある場所)が丸みを帯び平らになります。幹は太さが約50(~120)cmあり単幹(根元から上部まで幹が1本)で、枝は水平に広がり、樹高は約2000(~4500)cmに成長します。葉は2個が束生(稀に3~4個)、葉色は緑色、葉身の長さ約2.5(~6)cm、葉身の形は針形です。花は若枝に咲き雌雄同株のため雄花と雌花が個々にわかれて一つの木にあります。雄花は黄色または桃色をしていて若枝(穂)に穂状に並ぶ形で咲きます。実(果実)は球果で毬果(松ぼっくり)とも呼ばれます。球果は受粉後すぐは赤く、後に緑色、受粉から約20ヶ月経ち熟すと褐色となります。球果の長さ約3(~7.5)cmの卵形、鱗状に種鱗が重なり、熟すと種鱗が開き、種鱗の内側にある翼の付いた種子が放出されます。

                  ヨーロッパアカマツの主な園芸品種

                  グラウカ(pinus sylvestris ‘glauca’)は、春・夏の間は綺麗な青緑色の葉色をしていて、冬になるとクロロフィルが減り殆ど銀色になる上品な葉色が魅力的な園芸品種です。樹形は円錐形、樹高は約200~1200cmと高く成長するためシンボルツリーとして働きます。またシルバーリーフはスッキリと洗練された印象を与えるため、明るく洗練された雰囲気のお庭等によく合うでしょう。

                  ゴールドコイン(pinus sylvestris ‘gold coin’)は春・夏は黄緑色もしくは黄色の葉色で、冬になると赤みを帯びた黄金色の葉にかわる魅力的な園芸品種です。成長は非常に緩やかで樹高は約60~300cmに成長します。

                  オーレア(pinus sylvestris ‘aurea’)は春・夏は緑色の葉色で、冬になると色鮮やかな黄色の葉色にかわる魅力的な園芸品種です。樹高は約600~1200cmまで成長します。

                  フランシャム(pinus sylvestris ‘Frensham’)は白色のベールで覆われた様な灰緑色の美しい葉色と、葉が密に茂り球形に成長する習慣が特徴の園芸品種です。

                  ヒルサイド・クリーパー(pinus sylvestris ‘hillside creeper’)は茎が立ち上がらず地面を匍匐するように広がるため、地被植物として利用する事ができる園芸品種です。高さ約30~60cm、幅約60~300cmに成長します。

                  チョウセンゴヨウの特徴や園芸品種

                  チョウセンゴヨウとは!?

                  チョウセンゴヨウは学名Pinus koraiensis、別名では「ヒメコマツ」や「ファイブ・ニードル・パイン(five-needle pine)」とも呼ばれる日本および朝鮮、中国、ロシアが原産の常緑高木です。日本の分布は本州(中部から東北南部以南)と四国(東赤石山)で、日当たりのよい山地に自生しています。

                  チョウセンゴヨウの語源(由来)
                  • 属名のPinusはラテン語で「松」を意味する「pine」に由来します。
                  • 種小名のkoraiensisは「韓国の」を意味しており、朝鮮半島でこの木がよく見られたことからきています。
                  • チョウセンゴヨウの名前は朝鮮にこの木が多く自生する事からきています。
                  チョウセンゴヨウの特徴(魅力)
                  • チョウセンゴヨウは円錐形になる美しい樹形を鑑賞する目的で庭木として育てられたり、底の浅い鉢で成長を制御しながら盆栽とし楽しまれたり、また実(種子)を収穫して食べる目的で育てられたりします。
                  • チョウセンゴヨウの葉は束生して5個ずつ束になって葉がつきます。
                    • 葉の長さは6~13cmと大きく日本でよく育てられるゴヨウマツは葉の長さが2~6cmしかありません。
                    • 葉の色は通常緑色ですが幾つかの品種では黄色(イエローリーフ)の葉色や銀色(シルバーリーフ)の葉色があるためカラーリーフとして楽しまれる事もあります。
                    • 種子は松の実(Pine nut)とも呼ばれ商業的に栽培され食用として国際的に取引される松の実(Pine nut)の中の一つです。
                    • 種子は大きく長さ約2cmあります。
                    • 松の実(種子)はバターの様な風味とカリカリとした食感があり多くの場合は風味を引き出すためローストする等の調理が行われます。
                    • 食べ方はサラダに入れたり、パスタに入れたり、肉料理に入れたり、パン生地やパイ等に入れて焼き食べられたりします。
                    • 松の実(種子)は生で摂取すると味覚障害を引き起こす可能性があると報告されており、味覚障害が発症した場合通常約2週間味覚障害が続き、その後治療なしで治るとされています。

                    チョウセンゴヨウの茎は木質で樹皮は灰色(~灰褐色)もしくは赤褐色をしており、亀甲状に割れ、亀甲状に粗く剥がれます。樹形は円錐形、幹は垂直で枝は水平に広がり高さ約2000(~3500)cmに成長します。葉序は束生(5個ずつ)、葉色は緑色で白色の気孔が目立つ、葉身の長さ約6(~13)cm、葉身の形は針形です。花は若枝に咲き雌雄同株のため雄花と雌花が個々にわかれて一つの木にあります。雄花は黄色(~紅色)をしていて若枝(穂)に穂状に並ぶ形で咲きます。実(果実)は球果で毬果(松ぼっくり)とも呼ばれます。球果は初め緑色で受粉後翌年の秋頃(10月頃)に熟し褐色になり、球果は長さ約8(~14)cmの卵形、鱗状に種鱗が重なり、種鱗の内側には長さ約1.5(~2)cmの翼のない種子が2個あります。

                    チョウセンゴヨウの主な園芸品種

                    モーリスブルー(pinus koraiensis ‘morris blue’)は銀色のベールで覆われたかのような灰緑色の美しい葉色と、円錐形をつくる洗練された樹形、成長が緩やかで高さ180~450cmまでの背の低い樹高などが魅力の園芸品種です。

                    オキュラス・ドラコニス(pinus koraiensis ‘oculus draconis’)は葉が非常に長く捻れ垂れ下がるため、木全体が枝垂れるような外観を与える園芸品種です。樹高は180~450cmまで成長します。

                    バンクスマツの特徴や園芸品種

                    バンクスマツとは!?

                    バンクスマツは学名Pinus banksiana、別名では「ジャック・パイン(Jack pine)」とも呼ばれる北アメリカが原産の常緑高木です。

                    バンクスマツの語源(由来)
                    • 属名のPinusはラテン語で「松」を意味する「pine」に由来します。
                    • 種小名のbanksianaはJoseph Banksへの献名です。
                    バンクスマツの特徴(魅力)
                    • バンクスマツの特徴は長さ2~4cmの非常に小さな針形をした葉と、成熟後も閉じたままの松の実にあり、松の実は木の上についたまま何年も開かない事もあります。
                      • 成熟した松の実は火災の熱で種鱗が開き種が放出される事が知られており、また50度以上の強烈な熱や輻射熱(放射熱)に晒さる事でも種鱗が開きます。
                      • 葉は真っ直ぐ伸びたり捻じれたりします。

                      バンクスマツの茎は木質で樹皮は赤褐色もしくは灰色(~暗褐色)、亀甲状に割れ、亀甲状に剥がれます。幹は単幹(根元から上部まで幹が1本)で真っ直ぐもしくは曲がりながら成長する傾向があり、枝は横へ広がり、樹高は約900(~2200)cmに成長します。葉序は束生(2個ずつ)、葉色は緑色、葉身の長さ約2(~4)cm、葉身の形は針形で真っ直ぐもしくは捻じれます。花は若枝に咲き雌雄同株のため黄色(~橙色)の雄花と雌花が個々にわかれて一つの木にあります。実(果実)は球果で毬果(松ぼっくり)とも呼ばれます。球果は長さ約3(~5.5)cmの卵形、鱗状に80個以上の種鱗が重なり、受粉後に約2年かけて熟し、種鱗の内側には翼の付いた種子があります。

                      バンクスマツの主な園芸品種

                      サトウマツ(シュガーパイン)の特徴や園芸品種

                      サトウマツ(シュガーパイン)とは!?

                      サトウマツ(シュガーパイン)は学名Pinus lambertiana、別名では「シュガーパイン(sugar pine)」や「シュガーコーン・パイン(sugar cone pine)」とも呼ばれる北アメリカが原産の高木です。

                      サトウマツ(シュガーパイン)の語源(由来)
                      • 属名のPinusはラテン語で「松」を意味する「pine」に由来します。
                      • 種小名のlambertianaはAylmer Bourke Lambertへの献名です。
                        • サトウマツ(Pinus lambertiana)はDavid Douglasにより1826年にはじめて紹介され、その時にAylmer Bourke Lambertへ敬意を示し献名として命名されています。
                        サトウマツ(シュガーパイン)の特徴(魅力)
                        • サトウマツ(シュガーパイン)はマツ属の中で樹高と体積が最大で針葉樹の中で最も長い実をつける高木です。
                          • そのためスコットランド系アメリカ人の植物学者ジョン・ミューア(John Muir)はサトウマツを針葉樹の王様(king of the conifers)と見なしていました。
                          • 葉の長さは約5~11cmです。
                          • 種子は栄養価が高く自生地ではシマリス等の野生動物が実(松ぼっくり)を齧ったりつつき中の種子を食べます。
                          • その際に、重さがある未成熟の実が木から落下する事があり下にいると危険な思いをする事があります。
                          • サトウマツ(シュガーパイン)の松の実(Pine nut)は所謂商業的に栽培され食用とされる松の実(チョウセンゴヨウやイタリアカサマツ等)ほどではないものの食用として利用されます。
                          • 種子は大きく長さ約1~2cmあり更に大きな2~3cmの翼をもちます。
                          • また緩下作用をおこすため緩下剤としても利用されていました。

                          サトウマツ(シュガーパイン)の茎は木質で樹皮は灰色もしくは赤褐色(~黄褐色)をしており、亀甲状に割れ、亀甲状に剥がれます。樹形は円錐形で成熟すると樹冠が丸みを帯びトップが平らになる傾向にあり、幹の太さ約90(~180)cm、幹は垂直に伸びて枝は水平(重みでしばしば下垂)に広がり高さ約3000(~5000)cmに成長します。葉は束生(5個ずつ)、葉色は緑色で白色の気孔が目立つ、葉身の長さ約5(~11)cm、葉身の形は針形です。花は若枝に咲き雌雄同株のため雄花と雌花が個々にわかれて一つの木にあります。雄花は黄色もしくは橙色か桃色をしていて若枝(穂)に穂状に並ぶ形で咲きます。実(果実)は球果で毬果(松ぼっくり)とも呼ばれます。球果は初め緑色で受粉後約2年かけて熟し褐色になり、球果は長さ約25(~50)cmの卵形、鱗状に種鱗が重なり、種鱗の内側には長さ約2(~3)cmの長い翼のある長さ1(~2)cmの種子があります。

                          サトウマツ(シュガーパイン)の主な園芸品種

                          ダイオウマツ(大王松)の特徴や園芸品種

                          ダイオウマツ(大王松)とは!?

                          ダイオウマツ(大王松)は学名Pinus palustris、別名では「ダイオウショウ」や「ロングリーフ・パイン(longleaf pine)」とも呼ばれる北アメリカが原産の常緑高木です。

                          ダイオウマツ(大王松)の語源(由来)
                          • 属名のPinusはラテン語で「松」を意味する「pine」に由来します。
                          • 種小名のpalustrisは「沼地の」を意味しており、湿地への適応性を示しています。実際はPhilip Millerが洪水後にダイオウマツの森林を発見し、紹介したための誤解と言われています。
                          ダイオウマツ(大王松)の特徴(魅力)
                          • ダイオウマツ(大王松)は他のマツと長さ40cmにも達する非常に長い針形の葉をくらべつ所が特徴の常緑高木です。
                            • ダイオウマツの葉は花言葉「永遠の若さ」「不老長寿」とも合わさり縁起物としてアレンジメント素材に利用されます。
                            • アメリカでは長い針形の葉を編み込みカゴとして利用していた事もあるようです。
                            • 葉は木の上で落葉せず2年間残ります。
                            • 葉は束生して通常3個(2~4個の範囲)ずつ束になって葉がつきます。

                            ダイオウマツ(大王松)の茎は木質で樹皮は赤褐色もしくは灰褐色をしており、亀甲状に割れ、亀甲状に荒く剥がれます。樹形は単幹(根元から上部まで幹が1本)で幹の太さは約70(~120)cmになり垂直に伸びて、枝は横へ広がり、高さ約3000(~4500)cmに成長します。葉は通常3個(2~4個の範囲)が束生、葉色は緑色、葉身の長さ約20(~45)cm、葉身の形は針形です。花は若枝に咲き雌雄同株のため雄花と雌花が個々にわかれて一つの木にあります。雄花は黄色もしくは紫色をしていて若枝(穂)の根元近辺に穂状に並ぶ形で咲きます。実(果実)は球果で毬果(松ぼっくり)とも呼ばれます。球果は長さ約15(~25)cmの卵形、鱗状に約75(~150)個の種鱗が重なり、熟すと種鱗が開き、種鱗の内側にある翼の付いた種子が放出されます。

                            ダイオウマツ(大王松)の主な園芸品種

                            アメリカシロゴヨウの特徴や園芸品種

                            アメリカシロゴヨウとは!?

                            アメリカシロゴヨウは学名Pinus albicaulis、別名では「ホワイトバーク・パイン(whitebark pine))」とも呼ばれる北アメリカが原産の常緑高木です。

                            アメリカシロゴヨウの語源(由来)
                            • 属名のPinusはラテン語で「松」を意味する「pine」に由来します。
                            • 種小名のalbicaulisはラテン語「albus」の語尾変化で「白い」を意味する「albi」と、ラテン語で「植物の茎」を意味する「caulis」の2語からなり、樹皮の色が白い事に由来します。
                            アメリカシロゴヨウの特徴(魅力)
                            • アメリカシロゴヨウは美しい白色の樹皮が魅力的な常緑高木です。
                            • アメリカシロゴヨウはの葉は束生して5個ずつ束になってつきます。
                              • 葉の大きさは4~7cmと短めです。
                              • 松の実(種子)はバターの様な風味とカリカリとした食感があり多くの場合は風味を引き出すためローストする等の調理が行われ食べられます。

                              アメリカシロゴヨウの茎は木質で、樹皮は白色(~灰色)もしくは暗色をしており、古くなると鱗状に剥がれます。樹形は円錐形、 幹は単幹で直立して樹高は600(~2100)cmに成長します。葉は5個の葉が束になり束生して、葉色は緑色、葉身の長さは4(~7)cmの針形です。花は若枝に咲き雌雄同株のため雄花と雌花が個々にわかれて一つの木にあります。雄花は赤色をしていて若枝(穂)に穂状に並ぶ形で咲きます。雌花は紫色(~暗褐色)をしていて若枝(穂)の先端に数個つきます。実(果実)は球果で毬果(松ぼっくり)とも呼ばれます。球果は長さ約4(~8)cmの卵形、鱗状に種鱗が重なり、種鱗の内側にある翼のない種子があります。

                              アメリカシロゴヨウの主な園芸品種 当サイトについて
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