竹取物語「蓬莱の玉の枝」原文と現代語訳・解説・問題
竹取物語(たけとりものがたり)といえば作者不明の日本最古の仮名物語として知られています。今回はそんな高校古典の教科書にも出てくる竹取物語の中から「蓬莱の玉の枝」について詳しく解説していきます。【目次】竹取物語「蓬莱の玉の枝」の解説まとめ竹取...
これこそ私が探し求めてた山だろうと思って、(嬉しくはあるのですが)やはり恐ろしく思われて、山の周囲をこぎ回らせて、二、三日ばかり、見て回っていますと、天人の服装をした女性が、山の中から出てきて、銀のお椀を持って、水をくんでいきます。 これを見て、(私は)船から下りて、「この山の名はなんというのですか。」と尋ねました。 女性は答えて、「これは、蓬莱の山です。」と言いました。 これを聞いて、嬉しくてたまりませんでした。
その山は、見ると、(険しくて)全く登りようがありません。 その山の斜面の裾を回ってみると、この世には見られない花の木々が立っています。 金・銀・瑠璃色の水が、山から流れ出てきます。 その流れには、色さまざまの玉で出来た橋が架かっています。 その付近に、光り輝く木々が立っています。
【③の現代語訳】(帝は)お手紙と、不死の薬の壺を並べて、火をつけて燃やすようにと、ご命令になった。 その旨を承って、(使者が)兵士たちをたくさん引き連れて山に登ったということから、その山を(「士に富む山」、つまり)「ふじの山」と名付けたのである。 その煙は、いまだに雲の中へ立ち上っていると、言い伝えられている。
竹取物語「蓬莱の玉の枝」の単語・語句解説 [金鋺] 金属製のお椀。[瑠璃] 宝石の一種で、紫がかった紺色をしている。
*竹取物語「蓬莱の玉の枝」でテストによく出る問題○問題:「ふじの山」と名付けられた理由は何か。 答え:帝の使者が沢山の兵士を引き連れて山に登ったから。