映画『バケモノの子』名言に学ぶ親子の姿【熊徹×九太はやっぱり最強コンビ!】
映画『バケモノの子』名言に学ぶ親子の姿【熊徹×九太はやっぱり最強コンビ!】

映画『バケモノの子』名言に学ぶ親子の姿【熊徹×九太はやっぱり最強コンビ!】

『バケモノの子』今回は熊徹と九太を中心に、作中での「親子関係」にフォーカスしたセリフをご紹介していきます!

一人でも生きられる強さを手に入れるため、蓮はいかにも強そうな熊徹を追いかける。そして、そのままバケモノ界に迷い込んでしまった蓮。熊徹は蓮の根性を認め、弟子にしてあげることに。9歳の蓮に「 九太 」と名付け、2人はバケモノ界で共同生活を始める。しかし全く違う性格の九太と熊徹は衝突を繰り返す。お互いぶつかり合いながら、徐々に家族のような絆で結ばれていくが2人だったが、成長した九太は人間界にこっそり帰るようになり……。

「最強のコンビ」熊徹と蓮の関係性

生涯孤独で、誰にも頼らず我流で武術を極めてきた 熊徹と、 9歳で両親と離れ離れになった九太。 ”孤独”を抱えている似た者同士で不器用な二人は、出会ったばかりの頃すれ違いばかりでした。 しかし、蓮が意識を変え ”掃除” や ”洗濯” など「 弟子として自分ができること」を始め、さらには食べるご飯の量や訓練の様子まで、事ある毎に熊徹の真似をしてまわる久太の姿を見て、次第に熊徹も態度を変えていきます。 その後、熊徹の動きを見よう見真似で研究していた九太は、相手の攻撃を見切れるようになります。熊徹は九太に剣技を教え、蓮は熊徹に相手の攻撃をかわすステップをえるようになり、九太 が17歳になった頃には、二人の武術は凄まじいものになります!

本物の”親子”ではない二人が、ひょんな事で運命的な出会いを果たし、絆を深めていく過程にとても胸打たれる作品です。

『バケモノの子』の名言特集!熊徹と九太の絆に涙、涙、涙!!

そんな『 バケモノの子 』の中でも、九太と熊徹の絆を感じる温かく力強い名言をご紹介していきます!!

【名言①】「一人だって生きてやる。強くなってお前らを見返してやる」

そして、この後蓮は熊徹と出会います。1人で生きていくために強さを求めている蓮と、弟子を探していた熊徹。 2人は出会うべくして出会ったのかもしれません。 九太という新しい名前をもらい、2人の物語は始まっていきます。

【名言②】「俺の弟子をどうするかは俺が決めるんだよ!」

バケモノの世界で人間が生きていくというのは、とても歓迎されるような事ではありませんでした。「 あの子供を元の場所に捨て置いてこい 。」と ライバル・猪王山(山路和弘) に言われた時、熊徹が言ったセリフです。

熊徹だけは、九太の素質を見込んでいました。たとえ誰に言われても自分のやりたいことを貫く熊徹らしいセリフです。結局、この言い争いをきっかけに熊徹と猪王山は戦いを始めてしまいます。実力的には、ライバルである猪王山の方が上。苦戦しながらも 必死に戦う熊徹の姿を見て、九太は初めて熊徹の弟子になることを決意するのです。今まで大人に対して諦めを感じていた九太が、始めて「自分の為に一生懸命になってくれる大人」に出会った瞬間でした。 2人の絆が生まれる名場面です!

【名言③】「意味なんててめえで見つけるんだよ!」

修行に文句を言う九太に対して、熊徹が言ったセリフです。熊徹の教え方は「グーッと」や、「バーンと」といった感覚的なもので、九太にはさっぱり伝わりませんでした。2人は修行について言い争い、何度も喧嘩してしまいます。 丁寧に教えるということが出来ない熊徹の不器用な心の叫び が、この言葉で言い表されていますね。

【名言④】「それがあいつの才能であり不幸だ」

師匠としての熊徹に対し不満を抱く九太に、熊徹の数少ない旧友・百秋坊(リリー・フランキー) が言ったセリフです。このセリフがきっかけて、九太と熊徹はしっかりと向き合う事となります。

熊徹をずっと側で見守っていた百秋坊のこの言葉を受け、九太は熊徹に自分と似たものを感じます。そして、心を入れ替えることに。熊徹と九太が直接関わるシーンではありませんが、 2人が改めて向き合うきっかけとなった重要な場面です。

【名言⑤】「まねされて嬉しくない親はいないというが、果たして」 【名言⑥】「父さんは俺の何を知ってるんだよ」

九太は、ずっと離れ離れだった父と再会します。そこで「 今までの辛いことは全部忘れてこれからは前を向いていけるように。 」と父親に言われた九太が、怒鳴りながら言い返した言葉です。

九太が17歳になるまでの8年間の生活は、決して辛いことだけじゃありませんでした。初めて自分に対して一生懸命に向き合ってくれた熊徹と親子のように絆を深めた8年間、少なくとも九太は、熊徹に出会う前には抱けなかった”幸福”を感じていたのです。それなのに、8年間の事を何も知らぬ父親に「 辛い時間 」と決めつけられ、熊徹と過ごした時間を否定されたように感じた九太は怒りを露わにしました。素直でなくても、熊徹を大切に思っている九太の言葉が胸に響きます。

【名言⑦】「半端ものの俺に出来る、たった一つのことなんだよ!」

バケモノに育てられたという九太と同じ境遇を持つ 一郎彦(幼少期・黒木華/青年期・宮野真守) が暴走し、熊徹を刃で刺した後に人間界へ消えてしまう。九太は「 一郎彦の問題は俺の問題でもあるから 」と一郎彦と一騎打ちをしに人間界へ。その事情を知った熊徹が、バケモノを束ねる 宗師(津川雅彦) に言い放つセリフです。

【名言⑧】「九太!なに泣いてんだよ馬鹿野郎!」

刀となった熊徹が九太の心に取り込まれる場面でのセリフです。熊徹から一身に受けた不器用で温かい愛情を思い出し、思わず涙してしまう九太。そんな九太に対し、いつも通りの強気な言葉で奮い立たせる熊徹。九太も「 泣いてねえよ! 」と強がって言い返し、熊徹と共に戦い始めます。似た者同士の二人は、最後まで等身大な姿で向き合うのでした。

今作の中で1番と言っても過言ではない感動シーンです。 ここまで、もはや二人の親にでもなった気分で熊徹と九太の成長を見届けてきたあなたは、ふたりの”お別れ”の瞬間、それでも涙を堪えながらいつもと変わらないやり取りを見せてくれる二人の掛け合いに、きっと涙せずにはいられないでしょう!

【名言⑨】「ふらふら迷ってると胸の中からぶっ飛ばすぞ」

たとえ”普通”の形ではなくても、親子のような絆で強く結ばれた2人。私たちは、この作品を通して「 新しい家族像」を見せられたような気がします。

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まとめ

バケモノの子 』熊徹と九太の親子関係は、また1つ、新しい”家族像”として皆様の胸に刻まれたのではないでしょうか?

不器用ながらもお互いを大切に思い合い、そして一緒に成長していく。 『 バケモノの子 』には、「 家族に理想や”普通”の形なんて存在しない。それぞれが違った形で絆を育んでいけばいい 」という熱いメッセージが込められているのかもしれません!

ぜひ、大切な人と一緒に見て絆を深めるきっかけにして頂けたら幸いです。

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映画の情報サイト『映画ひとっとび』の編集長。 映画を「なんとな〜く」探している方から、「この映画の考察が知りたい!」というマニアな方まで楽しめるサイトを目指しています! 皆さんの映画ライフがもっと充実するお手伝いができますように。