農家が教えるブルーベリーの栽培方法 大人気の家庭果樹を育てよう!
農家が教えるブルーベリーの栽培方法 大人気の家庭果樹を育てよう!

農家が教えるブルーベリーの栽培方法 大人気の家庭果樹を育てよう!

“ブルーベリーブーム”の影響で、大粒品種などさまざまな種類の苗木も入手しやすくなってきています。ただし、ブルーベリー栽培には苗木を購入する前や植え付ける前に知っておかなければならないことがあり、果樹栽培に慣れている方でも失敗してしまうことが

さらに「ハイブッシュ」の中でも「ノーザン(北部)ハイブッシュ」、「サザン(南部)ハイブッシュ」という2系統に分かれます。これは原産国アメリカの北部の品種か、南部の品種かといった区別です。 基本的にはハイブッシュといえば「ノーザンハイブッシュ」を指します。最も種類が多く人気の系統です。しかし先述の通り暑さに弱い。 品質の良い「ノーザンハイブッシュ」を暑い南部でもつくるために生まれたのが「サザンハイブッシュ」です。

ブルーベリーのおすすめ品種25選!種類ごとの甘さや酸味をブルーベリー農家の息子が解説

ブルーベリーの栽培歴

ブルーベリーの品種選択のポイント

ブルーベリーを植え付けるときのポイント

次に失敗が多いのは、植え付け時の土壌改良です。 ブルーベリー栽培において留意しておかなければならない最も特異なことは、土壌の適正pHの低さです。他の野菜や果樹での適正pHは6.5~7.0前後が多いのですが、ブルーベリーの生育に適したpHは、ハイブッシュでpH4.3~4.8、比較的育てやすいラビットアイにおいてもpH4.5~5.5と、強酸性土壌になります。 日本の土壌は酸性に傾きやすいので、一般的な作目の栽培では石灰など強アルカリ資材を投与しますが、ブルーベリーでは、「ピートモス」という強酸性の資材を大量に使います。

① 植穴を深さ40~50センチほど掘ります。 ② 掘り上げた土に30リットルのピートモスと、50リットルのもみ殻やチップなどの有機物を混ぜ込み、埋め戻します。ピートモスは高価な資材ですが、余裕があればピートモスの量を増やした方が安心です。 ③ 苗木の根を広げて深くなり過ぎない位置で固定します。この時に添え木も差しておきます。 ④ 残った土をかぶせて高く盛り上がる格好にし、大量の水を散布して根と土を密着させます。

肥料やりのポイント

元肥だけでも生育に不満を感じる方は少ないと思います。 有機肥料8-8-8の場合(数字は窒素・リン酸・カリウムの含有率を示す)、露地植えでは年間150グラム程度と、ブルーベリーは果樹の中でもかなり要求量が少ない部類に属します。 3月の中~下旬頃の花前の時期に100グラム程度を元肥として散布します。栽培暦のグラフに示している、5~6月の急激な生育を助けるのが主な目的です。 5月中旬~下旬頃に散布する追肥は、結実している果実の肥大促進と、8月におこなわれる花芽分化(来年の花をつくる作業)を助けるために、おおよそ30グラム程度。 来年4月の開花や新梢(しんしょう)のための貯蔵養分は秋に蓄えられるので、来年の初期成育のために、8月にも20グラム程度の追肥をします。

ブルーベリーの収穫や剪定(せんてい)のコツ

おいしいブルーベリーを採るにあたって、収穫や剪定のやり方にもコツがあります。 ブルーベリーは株が成長するにつれて収量が自然と増えていきますが、実がたくさんつきすぎると1粒1粒が小さくなり、逆に1本の木に少しの実しかつかない時には驚くほど大きな粒になることもあります。 ここでは収穫のポイントのほか、風通しや日当たりが良くなって病害虫の抑制にもつながる剪定の方法を解説していきます。

収穫のポイント 有機物でマルチングを 剪定のコツ

ブルーベリーの剪定は簡易なものです。 基本的には枯れた枝や、強すぎる枝(地際から発生する“サッカー”や、幹から発生する“シュート”など)は優先的に根元から切除します。勢いが強すぎる枝には花芽が付きにくいですし、その枝にばかり養分が優先して送られ、本来良い実がなるはずだった他の枝に養分が行かなくなってしまいます。 かと言ってサッカーやシュートが一本も出ていないということは、その木の栄養状態に問題があるということです。植え付けてから3~4年の間は出ませんが、5年目以降でもシュートが発生しない場合は施肥量を増やしたり、ブッシュ状になった全部の枝を半分近く刈り込んだりして樹勢回復に努めます。 また、下垂した弱々しい枝も切除します。 日陰を多く生み出している内向きの枝を間引き、木全体の内側が透いて風通し、日当たりが良くなるよう、落葉している休眠期に剪定します。 葉がない時には充分透いているように見えるかもしれませんが、それぞれの芽から新梢が発生し、葉が展開することまで考えて切っていきましょう。

ブルーベリー農家がこっそり教える、剪定(せんてい)のやり方や必要な道具。夏剪定、冬剪定のコツや作業の流れを詳しく解説

まとめ

ノウカノタネ つるちゃん

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