蓼食う虫も好き好き
外国産のカブトムシのような姿をしたゴホンダイコクコガネという糞虫がいます。絶滅危惧に指定している県もあるこの珍しい虫の遭遇には、糞を利用することや光に集まるといった生態の理解が必要です。うんちと土をつなぐ生き物を観察してみましょう。
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トップ > 絶滅危惧種ハンター > ゴホンダイコクコガネは絶滅危惧種で珍しい? 採集するなら生態を理解して外灯採集がおすすめゴホンダイコクコガネは絶滅危惧種で珍しい? 採集するなら生態を理解して外灯採集がおすすめ
外国産のカブトムシのような姿をしたゴホンダイコクコガネという糞虫がいます。絶滅危惧に指定している県もあるこの珍しい虫の遭遇には、糞を利用することや光に集まるといった生態の理解が必要です。うんちと土をつなぐ生き物を観察してみましょう。
珍しい糞虫ゴホンダイコクコガネ ゴホンダイコクコガネの特徴と珍しさ カブトムシやクワガタと同じく♂には角があり、♀にはありません。♀は不思議な見た目をしていますよね。 絶滅危惧についてレッドデータブックによれば福岡、香川、長野で絶滅危惧種として登録されています。 長野はちょっと意外ですね。それ以外では要注意レベルの県がいくつかということで、これは神奈川でいえばオオムラサキやミヤマクワガタに該当します。 神奈川のミヤマなんて捕まえたことのない方が大多数ですよね。
発生時期について 糞虫と生物多様性 (うんち注意)糞虫とは文字通りウンチを利用する生き物のことです。 (テンのうんち) 動物の排泄物は汚い印象が強いですが、生き物が食べたものはそのすべてが消化されるわけではありません。
分解された残渣は栄養をとりやすい形で排泄されるため、エネルギー摂取という面から見れば決して悪い選択肢ではありません。 (多分イノシシのうんち) 通常ウンチは腸などの嫌気性環境を経て出てくるため、腐敗に近い成分を含みます。(スカトールなど)
発生のピークについて副産物的に得られた情報なのですが、私は夜の高尾山に頻繁に通っていました。 およそ7月頭~8月下旬まで計11回足を運び、外灯採集をしてきたのですが、8月下旬になって急にゴホンダイコクコガネが外灯に来るようになったのです。 8月下旬以前は全くいなかったことから彼らの発生ピークは8月中旬~9月上旬ごろになるのではないかと推測しています。