デスカンファレンスの価値を知る者が生き残る!目指せ看護師サバイバー!
デスカンファレンスの価値を知る者が生き残る!目指せ看護師サバイバー!

デスカンファレンスの価値を知る者が生き残る!目指せ看護師サバイバー!

デスカンファレンスという言葉をご存じでしょうか?言葉は知っていても、経験したことはないという看護師さんも多いかも知れません。実際、私も自分が緩和ケア認定看護師になるまでは、デスカンファレンスに参加したことがありませんでした。さらに言えば、私...

緩和ケア認定看護師の村上志歩美です。 看護師としては15年目になり、これまで13,000人を超える患者さんと関わってきました。 緩和ケアの世界でキャリアを積み、順風満帆に思えた看護師人生でしたが、流産を経験して初めて我が子を亡くす痛みを知りました。そして支えてくれた家族や友人の優しさがどんなに人の心を癒やすのかを知りました。 こんな私だからこそ大切な家族を失う人の気持ちがわかりますし、緩和ケアの素晴らしさが伝えられます! 私が持っている知識を余すことなく発信するため、本の執筆や看護学校での講師など精力的に活動中。 お仕事のご依頼は「お問い合わせページ」もしくはSNSのDMよりご連絡ください! \follow me/

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Last Updated on 2022年12月5日 by 村上志歩美

  1. 医療現場の現実/私の所属部署の傾向
  2. デスカンファレンスとは?
  3. デスカンファレンスの進め方
  4. デスカンファレンスを経験した看護師の反応
  5. まとめ

医療現場の現実/私の所属部署の傾向

  • 看護師経験5年目以下の看護師が73%
  • 終末期のケアにネガティブな気持ち(後悔や反省など)が残っている看護師は96%
  • 後悔や反省をスタッフで共有できた看護師は16%
  • 気持ちの切り替えが苦手だと感じている看護師は42%
  • 気持ちの切り替えが上手だと感じている看護師は50%
  • 終末期のケアで気持ちがつらくなった経験がある看護師は100%
  • 終末期のケアでポジティブな気持ち(達成感や嬉しい経験など)を経験した看護師は42%

このデータは、もちろん私の所属部署のアンケート結果なので、極小データなのですが、何が伝えたいかというと、 終末期のケアについて、ネガティブな気持ちを抱えたまま、誰にも相談できずに働き続けている看護師 は 多い ということです。

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デスカンファレンスとは?

デスカンファレンスとは、死別した患者さんのケアを振り返り、 今後のケアの質の向上を目指す ために実施します。

できていたことやできなかったことを振り返りますが、ただの反省会にしないように特に注意を払う必要があります。

ですが、絶対にできていることはあったはずなので、ポジティブフィードバックを心がけて、個人的には できていたことをお互いに認め合うことに70%程度は力を注いでいただきたい ところです。

ですが、もう一点覚えておいていただきたいのが、 デスカンファレンスには、『看護師の悲嘆や喪失感を軽くする』効果もある ということです。

なぜ?看取りのケアで後悔する理由【一般病棟5年目Nsの葛藤】 www.shiposanpo.com

デスカンファレンスの進め方

  • 受け持ち看護師(可能なら主治医も)やよく関わった看護師が参加できる日程を選択します
  • 受け持ち看護師には、事例紹介をしてもらうよう事前に打ち合わせをしておきましょう
  • 開催日は記憶が新しいうちがいいため、遅くとも死別後1ヶ月以内が理想です
  • 司会と書記を決めておきましょう
  • 参加できないスタッフからも事前に話を聞いておくとなおいいです
  • 論点を絞っておくといいでしょう
  • まず、デスカンファレンスを開催する目的を全員で押さえましょう
  • ルールを決めておくといいでしょう(他者の意見を否定しない、できていたことを認め合う、ただの反省会で終わらせない、気持ちがつらくなったら途中退出可など)
  • 事例紹介をしてもらいます(可能なら受け持ち看護師)
  • 事前に決めていた論点をスタッフに提示して、まずはその論点について話し合います
  • 全員が発言できるように配慮しましょう
  • 参加できないスタッフの意見を代弁します(知らない情報がある場合もあるため、多くの情報があるとさらに患者さんの全体像をつかんで振り返ることができます)
  • 患者さんやご家族だけではなく、看護師にとってもグリーフケアが必要だと気づくことができる(看護師もつらいし悲しいんだということにも気づける)ように感情も丁寧に扱いましょう
  • 経験が浅い看護師は意見が出せないかもしれませんが、先輩の考えや看護の根拠を聞くことだけでも貴重な経験になるので、無理に意見を引き出す必要はありません
  • 患者さんとの関わりで難しかった点や困った点などの意見が出た場合は、うまく対応していたスタッフにどのように関わっていたか発言してもらいましょう

デスカンファレンスを経験した看護師の反応

  • デスカンファレンスの事例の患者さんの死別後に後悔したりつらい気持ちになったことがある:100%
  • デスカンファレンスに参加して気持ちのつらさが和らいだ:100%
  • 今後のケアに活かせそうだと思う:100%
  • 定期的にデスカンファレンスを開催してほしいと思う:100%

まとめ

看護の振り返りは大事ですが、私たち自身のグリーフケアも大切にしていきましょう。

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緩和ケア認定看護師の村上志歩美です。 看護師としては15年目になり、これまで13,000人を超える患者さんと関わってきました。 緩和ケアの世界でキャリアを積み、順風満帆に思えた看護師人生でしたが、流産を経験して初めて我が子を亡くす痛みを知りました。そして支えてくれた家族や友人の優しさがどんなに人の心を癒やすのかを知りました。 こんな私だからこそ大切な家族を失う人の気持ちがわかりますし、緩和ケアの素晴らしさが伝えられます! 私が持っている知識を余すことなく発信するため、本の執筆や看護学校での講師など精力的に活動中。 お仕事のご依頼は「お問い合わせページ」もしくはSNSのDMよりご連絡ください! \follow me/