千歳シニアからプロへ――初のドラフト指名選手・林 燦を輩出した千歳リトルシニアの現在地
千歳シニアからプロへ――初のドラフト指名選手・林 燦を輩出した千歳リトルシニアの現在地

千歳シニアからプロへ――初のドラフト指名選手・林 燦を輩出した千歳リトルシニアの現在地

中学硬式野球の千歳リトルシニアを12月18日、平日練習のチーム訪問として取材した。 同チーム出身で、昨年のプロ野球ドラフト会議において読売ジャイアンツから育成2位指名を受けた千歳市出身・立正大学の林 燦投手。クラブ史上初となるプロ野球選手

中学硬式野球の千歳リトルシニアを12月18日、平日練習のチーム訪問として取材した。 同チーム出身で、昨年のプロ野球ドラフト会議において読売ジャイアンツから育成2位指名を受けた千歳市出身・立正大学の林 燦投手。クラブ史上初となるプロ野球選手誕生は、地域とチームに大きな喜びをもたらした。その原点にある日々の積み重ね、指揮官の逆算思考、そして全国を見据える現在のチーム作り――。千歳リトルシニアが歩んできた道と、今まさに進んでいる現在地に迫る。

「守備からリズムを、冬は打撃を」 山木大輔監督が語る、逆算のチーム作りと全国への挑戦

「限界を超えた夏」が育んだ、チームの共有認識

「守備の徹底」から見えてきた投手陣の台頭と、次なる課題

投手陣に目を向けると、主戦として期待された左腕・鈴木立歌(千歳タイガース出身/2年)が本来の調子を出せず苦しむ中、他の投手陣がその穴を埋める力投を見せました。急成長を遂げた右腕の田中颯真(千歳みどり台シャークス出身/2年)と坂上千明(千歳タイガース出身/2年)、さらに1年生の高橋颯介(千歳ガッツ出身)らの踏ん張りが、チームを支える大きな要因となりました。

昨秋、エースナンバーを背負った鈴木投手(千歳リトルシニア) 投手(千歳リトルシニア) 捕手(千歳リトルシニア)

主軸・太田と中村を筆頭に、いざ「宮崎」の全国舞台へ

太田健翔主将が誓う「隙のない野球」への変革。秋の惜敗を糧に、全国の舞台で躍進を

「あと一歩」の悔しさが残った秋。強豪相手に見せた意地 「初回の入り」と「一球の重み」を胸に刻む 冬の鍛錬を越え、春の全国大会で最高のスタートを

太田 健翔(おおた けんと)千歳リトルシニア/2年右投げ、右打ち173センチ、63キロ野球を始めたのは小学1年生の当時、友達の誘いで向陽台ヒーローズで競技をスタートさせた。

主砲・中村陽希が誓う「攻守での進化」――秋の悔しさを糧に全国の舞台へ

「納得のいかない秋」を越えて。見えた守備と打撃の課題 持ち味の「鋭い打球」に磨きをかけ、真の主軸へ 目指すは4月の全国大会。勝利に貢献できる選手へ

中村 陽希(なかむら はるき)千歳リトルシニア/2年右投げ、左打ち177センチ、67キロ野球を始めたのは小学4年生の時に友達に誘われて千歳ガッツで競技をスタートさせた。

「ピンチこそ、気持ちで上回る」 164cmの右腕・田中颯真が描く130キロへの軌跡

新人戦で芽生えた自覚と「折れない心」 悔しさを糧に磨く「投球術」と「リズム」 春の飛躍、そして「130キロ」の壁へ

田中 颯真(たなか そうま)千歳リトルシニア/2年右投げ、右打ち164センチ、51キロ野球を始めたのは父の影響で小学1年生から千歳みどり台シャークスで競技スタートする。昨秋は投手兼中堅手として出場した。

あの敗戦の前に、もう一度――3年生が自分に投げかける言葉、後輩へ託す言葉

負けた理由は、試合の中だけにあるとは限らない。もし一年前に戻れたなら、あの時の自分に何を伝えたいのか。そして、その後悔を知るからこそ、後輩たちに何を残したいのか。

千歳リトルシニアで3年間を戦い抜いた中島來輝と髙田優作。2人の言葉は、過去への問いかけであり、未来へのメッセージでもある。

「最後だからこそ、振り続けろ」――中島來輝の後悔と実感 一年前に戻れるなら、自分自身に何を伝えたいか

もし一年前に戻れるなら――中島が自分自身に伝えたいのは、「最後だから」と気持ちを緩めないことだ。

その経験を経て、後輩たちに何を伝えたいか

中島 來輝(なかじま らいき)千歳リトルシニア/3年右投げ、左打ち167センチ、80キロ兄の背中を追って野球を始めた。野球を始めたのは5つ上の兄の影響で北陽レッドイーグルスで野球を始めた。家族は両親と兄の4人。

「負けた理由を、1年前に突き詰めろ」――髙田優作の問いかけ 一年前に戻れるなら、自分自身に何を伝えたいか

「負けないために、自分に何が足りないのかを、もっと突き詰めろ」

その経験を経て、後輩たちに何を伝えたいか

髙田 優作(たかだ ゆうさく)千歳リトルシニア/3年左投げ、左打ち170センチ、71キロ野球を始めたきっかけは、家でテレビを見ている際に野球中継が流れており、「面白そうだな」と感じたことでした。父も野球経験者で、その影響も大きかったと思います。小学1年生の時に、春日ライオンズで競技を始めました。同選手は中学2年時にリトルシニア北海道選抜に選出され、日台会長盃で初優勝に貢献。さらに中学3年時には、昨夏に行われた「ヨーロッパ選手権」に出場する日本代表「オールリトルシニア」のメンバーにも選ばれるなど、目覚ましい活躍を見せました。

千歳リトルシニアから、プロの舞台へ

林 燦が示した“覚悟”と、恩師が見た原点

千歳リトルシニア出身として、初のプロ野球選手が誕生した。昨年のプロ野球ドラフト会議で読売ジャイアンツから育成2位指名を受けた林 燦投手。その歩みを最も近くで見守ってきたのが、恩師・山木大輔監督だ。地域の少年が全国へ――その軌跡には、積み重ねてきた時間と、確かな覚悟があった。

「全国に届いている」――山木監督が感じた広がり 千歳からプロへ――決して平坦ではなかった道 目前に迫るプロの現実と、育成という立場 伸びしろの理由――「本格始動」は大学4年から

林 燦(はやし きら)読売ジャイアンツ 2025年・育成2位背番号:012ポジション:投手立正大学/4年(22歳)広陵高校ー千歳リトルシニアー千歳ブラックバード出身右投げ、右打ち183センチ、85キロ大台となる球速160キロを目標に掲げている。学童時代の小学6年時には日本ハムジュニアに選出され、さらに中学2年時にはリトルシニア北海道選抜にも名を連ねた。

フォトグラフ

指導者の話に真剣に耳を傾ける千歳リトルシニアナイン ランニングする千歳リトルシニアナイン ゴロ捕球を繰り返した千歳リトルシニアナイン 高校に向けトレーニングを続ける3年生(千歳リトルシニア) 新入団員の6年生(千歳リトルシニア)

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  1. 「守備からリズムを、冬は打撃を」 山木大輔監督が語る、逆算のチーム作りと全国への挑戦
    1. 「限界を超えた夏」が育んだ、チームの共有認識
    1. 主軸・太田と中村を筆頭に、いざ「宮崎」の全国舞台へ
    1. 「あと一歩」の悔しさが残った秋。強豪相手に見せた意地
    2. 「初回の入り」と「一球の重み」を胸に刻む
    3. 冬の鍛錬を越え、春の全国大会で最高のスタートを
    1. 「納得のいかない秋」を越えて。見えた守備と打撃の課題
    2. 持ち味の「鋭い打球」に磨きをかけ、真の主軸へ
    3. 目指すは4月の全国大会。勝利に貢献できる選手へ
    1. 新人戦で芽生えた自覚と「折れない心」
    2. 悔しさを糧に磨く「投球術」と「リズム」
    3. 春の飛躍、そして「130キロ」の壁へ
    1. 「最後だからこそ、振り続けろ」――中島來輝の後悔と実感
    2. 「負けた理由を、1年前に突き詰めろ」――髙田優作の問いかけ
    1. 「全国に届いている」――山木監督が感じた広がり
    2. 千歳からプロへ――決して平坦ではなかった道
    3. 目前に迫るプロの現実と、育成という立場
    4. 伸びしろの理由――「本格始動」は大学4年から