女性骨盤、乳腺領域
女性骨盤、乳腺領域

女性骨盤、乳腺領域

女性骨盤試20-2、19-37、15-34、15-39、14-42、13-13、13-16、12-49、12-50、11-43、10-1、10-44、9-20、9-28、8-20、8-34、7-7、7-39、4-31、2-15、2-17、1...

○子宮内膜症性嚢胞(チョコレート嚢胞、Endometriotic Cyst) 参考HP ・嚢胞内には慢性的な出血を繰り返したことによる 古い血液成分 が含まれる →T1WI:で 高 信号 →脂肪抑制T1WI:で 高 信号 (脂肪抑制効果が ない ) ・T2WI:基本的に 低 信号 →凝固血液や脱落上皮、その壊死物質に起因する →血液が古くてT2値の短縮が著明な場合はT2WIで信号が 低下 ( shading )

○子宮筋腫 参考HP① 参考HP② ・出現部位により漿膜下筋腫、筋層内筋腫、粘膜下筋腫に分類される ・ 境界 明瞭 な腫瘤 ・T1WI: 筋層と同程度の低 信号 ・T2WI: 筋層よりも低 信号 ・DWI: 低〜中等度の 信号 ・造影: 変性の程度により様々 ・ダイナミック:比較的多血性 ・子宮との間の血管が flow void ( bridging vascular sign ) を示す

○子宮腺筋症 参考HP ・子宮筋層に内膜細胞が入り込んで増殖し、子宮の壁がこぶのように硬くなったり、子宮全体が腫れたりする ・T1WI、T1FSWI: 高 信号の 点状出血 が散見される ・T2WI:境界 不明瞭 で 低信号 を示す

○子宮体癌 ・子宮体部の内膜に発生する悪性上皮性腫瘍 ・原因:「 高エストロゲン状態 」 ・進達度を見るためにGd造影剤によるdynamic MRIを行う

○子宮頸癌 参考HP 原因:「 ヒトパピローマウィルス 」 ・子宮頸部の短軸斜位T2WIにおいて stromal ring の消失は頸部間質外への浸潤を疑う stromal ring :T2WIで頸管内膜の高信号領域を低信号の頸部間質が取り囲む像 ・局所進展度評価に重要なシーケンス: T2 WI、 DWI

○ナボット嚢胞(Nabothian cyst) 参考HP ・発生部位: 子宮頸部

月経周期との関係性

○月経周期の特徴 ・月経期 子宮筋層の収縮 が信号強度に強く影響する Junctional zoneは 描出不良 子宮内膜が最も 薄 い時期

・卵胞期と排卵前期の間 junctional zoneのボリュームの著明な変化が ある

・排卵前期 junctional zoneの蠕動の影響が 大き い 排卵前期は子宮筋層厚と子宮内膜の範囲は 増大 する

・黄体期(分泌期) 子宮筋層 と 子宮内膜 ともに信号強度が 高 くなる 子宮内膜が最も 厚く 描出される

○その他 ・子宮内膜は閉経後に 委縮 する

前置胎盤

・ 癒着胎盤 を合併することがある ・ T2 dark band がみられることがある ・ SSFSE(HASTE)法 を使用し動きに対応する

乳腺

解剖

・乳管は 乳頭 に集合する ・乳腺は クーパー靭帯 で固定されている ・造影剤は 母乳 から排泄される ・副乳は 乳腺堤 ( 脇の下、通常の乳頭、股を通るライン )に生じる

撮像

・検査目的:病変や腫瘤の検出、状態、進展度の描出などに対して行う ・腹臥位にて乳房専用コイルを用いる ・ 左右両側 を撮像する ・基本的に 単純+造影ダイナミック撮像 を行う ・ DWI 撮像は必須である ・T2WIは通常、 脂肪抑制併用 で撮像→背景の脂肪信号を抑制して水成分の同定が容易となる ・単純T1WIは脂肪抑制を使用しない → 腫瘍と大胸筋の隙間の脂肪信号が保たれているかどうかを評価するため → 隙間が消失していた場合、大胸筋への浸潤有り

・造影ダイナミック検査 脂肪抑制 併用の 3DGRE 法で撮像する 早期相 が乳がんの描出に優れている 空間分解能と時間分解能を両立するために1時相1分程度に設定する 時間分解能 よりも 空間 分解能を優先した撮像条件を構築する 造影前後の画像間にて サブトラクション を行うこともある kinetic curveの関心領域は 病変に絞って 設定する

・血性乳汁分泌の診断には T1 WIを追加撮像する

・ 血管増生 や 血栓 が見られることがある →SSFPにて 高 信号を確認する

・MRSは 長 いTEを使用 →脂肪の影響を極力排除するため

・背景乳腺の増強効果(BPE(background parenchymal enhancement)) 月経5-12日:BPEの程度は最も 低 い 撮像に最適 月経4−1週:BPEの程度は最も 高 い

・シリコンインプラントについて 共鳴周波数は脂肪より 低 い 評価には STIRに選択的水抑制を併用したT2WI を撮像すると良い

マンモグラフィガイドラインのカテゴリー分類 カテゴリー 状態 1 異常なし 2 良性 3 良性、しかし悪性を否定できず 4 悪性の疑い 5 悪性

*Massの定義: 5mm 以上の結節

コメント

卵巣腫瘍の MRI について正しい記述を選択して下さい.(正解 2 つ) 1.卵巣癌の充実性部分は T2 強調像で高信号を示す. 2.漿液性嚢胞腺腫は拡散強調像(b1000)で低信号を示す. 3.成熟嚢胞性奇形腫は脂肪を含むので T1 強調像で高信号を示す. 4.内膜症性嚢胞は高蛋白含有の液体を含むので T1 強調像で高信号を示す. 5.粘液性嚢胞腺腫は粘調度により T2 強調像で低~高信号の多様な信号形態を示す 正解3.4だと思うのですが、解説によると2も正解になります… 漿液性嚢胞腺腫のHigh bは低信号で合ってますか? 低信号〜中等度?