森林破壊を止めるための対策とは?どんな活動や取り組みがあるのか知ろう
森林破壊を止めるための対策や、様々な活動や取り組みを紹介します。
現在、世界中では持続可能な経済発展を遂げるため様々な取り組みが行われています。 森林破壊への対策としてパーム油を例にとります。パーム油は、アブラヤシの実から絞り採れる植物油です。パーム油は約8割が食品油としてマーガリンや揚げ油、ショートニング、アイスクリームなどの食品に用いられており、残りの約2割は、石鹸や洗剤、化粧品、インクなどの原料として用いられています。 しかしアブラヤシのプランテーション(※)が原因でもとの森林に生息する動物が減少しています。
パーム油は私たちの生活に欠かせないものであり、生産や使用をやめることは難しいです。 特に インドネシアにとっては、輸出産業として経済面でも重要な役割 を担っています。 そこで、「持続可能なパーム油利用」のため、2001年に持続可能なパーム油のための 円卓会議 (Roundtable on Sustainable Palm Oil:RSPO)が作られました。パーム油に関係する企業や金融機関、NGOが集まった組織であり、規則を制定するなどして持続可能なプランテーションを目指しています。また、違法伐採を取り締まることのできる法令・条約があります。
現在、 先進国には違法伐採された違法な材料(木材)が輸入されることが少なからず発生 しています。そして違法に輸入された木材もまた、その先進国の経済を支えているのです。これを改めるため1990年代以降、輸入国側における違法材対策として、取引での合法性確認(デューディリジェンス)を要求する制度を作る動きが生まれました。 この中には例えば、欧州連合のFLEGTおよびEU木材規則、米国の改正レイシー法、日本のグリーン購入法およびクリーンウッド法などがあります。
持続可能な経済発展:SDGsさらに包括的な取り組みとして持続可能な開発目標(以下SDGs)があります。 17のゴールと169のターゲットから構成されており、地球上の「誰一人取り残さない」ことが目標です。 SDGsは開発途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
SDGsの目標15には「陸の豊かさも守ろう」という項目があります。企業や私たちにとって今求められているのは、 森林からの資源を過剰に消費しないようにすること です。他にも持続可能な経済活動が証明された製品を使うことや、違法伐採されず合法性が証明された木材を使用するなどが私たちがすぐに取り組めることです。
(出典:環境省「RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)」) (出典:環境省「第4節 グリーン経済を支える自然資本」)
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次は個人レベルで今すぐに始められることを紹介します。それは FSC認証マーク の付いた製品を買うことです。国際的な森林認証制度を運営するFSCは、保全と持続可能な利用に対する考えや市民の環境意識の高まりを背景に、1994年に正式に発足しました。 これは国際的な森林保全機関の認証を受けている木材で作った商品であることを示しているマークです。
もう一つ私たちにできる取り組みとして紹介することは多くの人にとって難しいことかもしれません。それは 肉を食べることを控えること です。 肉や卵をはじめとした動物性の食品・食事を一切摂取しない人々をヴィーガンと言いますが、ではなぜ肉を食べることを控えることが地球環境の破壊や森林破壊を食い止めることになるのでしょうか。
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