ツゲ(柘植)の強剪定ができる時期と剪定の方法について
ツゲ(柘植)の強剪定ができる時期と剪定の方法について

ツゲ(柘植)の強剪定ができる時期と剪定の方法について

適切な強剪定を行うことで、ツゲは再び美しく健康に育ちます。ここでは、ツゲ(柘植)の「強剪定」ができる時期と「強剪定」の方法について解説します。

このように色々な衰弱する理由が考えられるので、ツゲが弱々しく感じたら剪定はしない方が良いでしょう。 樹勢が弱いのに刈ってしまうと枯れる方向に向かう可能性が高いので、葉っぱの伸びが弱くて元気がなければ無理して刈る必要もないです。 ツゲの葉っぱが伸びる状態が良いか悪いか、葉っぱの伸び具合や密度などを見て判断されて下さい。 あまりにも形が悪くなった時は、極端に伸びすぎた部分だけを切ってやる程度にとどめておくのが良いです。

9月頃のツゲの剪定方法 究極の剪定!そこまで切って大丈夫なの?

庭は狭いのですが、旦那さんと奥さん、息子と孫が4人(奥さん以外全て車持ち・車6台)のお宅です。 庭を広げて駐車場にしようと計画したらしいです。 庭木の管理は車を所有していない「奥さん」。 奥さんが勤めに出ている間に、速攻で庭を改造しようともくろんでいる「旦那さん」。 業者が来て庭の広さは半分になり、残った庭木は、ほぼ大きな松と元気なツゲだけ。 松はそのままですが、「奥さん」が戻る前にと急いでいたために、元気が良いツゲでしたが、葉っぱを残さないでほぼ丸坊主にして小さくしました。 「奥さん」が帰ってきて何と言われたかは知りません。

私が気になったのは、元気は良かったのですが、半分丸坊主にされたツゲの今後の状態です。 今までの経験であれば、このような状態になってしまったら枯れていました。 なので問題は、その後復活できるかどうかです。

このツゲ、どうなったと思います? 実は、5年くらいかかりましたが、みごとに復活しました。 しかも、以前にもまして元気が良くなっていました。 よほど樹勢が良かったのかもしれません。 このツゲは、土壌の状態が良く、日当たりも全く問題なく、しかも毎日「奥さん」が出勤前に水をやっていました。 管理の状態も良かったのでしょうね。

ツゲの剪定方法のまとめ

■ツゲの剪時時期は 6月~7月以降と 9月頃がベストな時期だと私は確信している(一般的な見地とは少しズレるかも) ■樹形内部の徒長枝や枯れ枝、病害虫に侵された枝、絡み合った枝など、不要な枝を枝元から除去します。 ■内部の混み合った枝を間引き、風通しと日当たりを改善する「透かし剪定」を行なうことで、病害虫の発生を予防できます。 ■生垣や玉物に仕立てる場合「刈り込みバサミ」等を使い、表面を均一にカットして形を整える「刈り込み剪定」を行ないます。 ■生垣やトピアリーとして利用する場合は、目的の形に合わせて全体の形を均一に整えます。 ■剪定のポイントは、雨水が溜まらないように切り口を斜めに切ると病気を防ぎやすくなるります。 ■剪定ばさみを使用する前後に道具を消毒しておくと、病害虫の感染を防げます。 ■太い枝を切った場合は、癒合剤を塗布して切り口の保護を行います。 ■生け垣、玉物は天端を刈ってから側面を刈る ■木の上部から下部に向かって剪定を進める ■衰弱しているツゲの剪定はしない ■9月頃のツゲの剪定は伸びた枝葉を軽めに揃える程度に行なう

ツゲの「強剪定を行なえる時期」と「強剪定の方法」について

これまで一通りツゲの通常行う一般的な 「剪定時期」 と 「剪定方法」 について説明しました。

ここからはいよいよ、ツゲの 「強剪定を行なえる時期」 と 「強剪定の方法」 について解説します。

強剪定の時期について ベストな強剪定時期

■ 春(3月~4月) 、が強剪定が行える理想的な時期です。 新芽が芽吹く直前のこの時期が最適で、この時期に剪定すると、樹木の再生力が高く、切り口の回復が早いです。 つまり、 通常の剪定時期(春) と同じ時期ということです。

避けるべき強剪定時期

■ 真夏(7月~8月) 強い日差しにより、剪定後に樹木が弱る可能性があります。 通常の剪定時期(8月) と同じころの時期です。 ■ 秋(9月~10月) 新芽が十分に成長しきらないまま冬を迎えると、寒さでダメージを受ける可能性があります。 ■ 冬(12月~2月) 休眠期のため、切り口が回復しづらく、樹木が弱る恐れがあります。 通常の剪定時期(12月~2月) と同じころの時期です。

強剪定の方法について 強剪定前の準備

■ツゲを観察する 樹木全体の状態を確認し、枯れ枝や病気の枝を見つける。 剪定する箇所において「切ったらどうなるかなぁ~」と仕上がりを空想して計画を立てます。 ■道具の準備 鋭利な剪定ばさみ、のこぎり、癒合剤を用意します。道具は消毒しておきます。

強剪定の手順

■古い枝や太い枝の除去 古い枝や枯れ枝、交差している枝を枝元から切り取ります。 これは、樹木の風通しを良くし、新しい新芽や枝の成長を促します。 ■樹木の高さを大幅に小さくして下げる場合もあるでしょう。 その場合でも一気半分に切らずに、今年は一番上の枝だけとか、全体の1/5程度とか、、、来年はもう少し切るなど、生き物なので樹勢に負担をかけないように切り戻すとよいです。 一度にすべて切り詰めると樹木への負担が大きいので、数年に分けて行うのが安全なのです。 ■内部の枝を間引いて風通しを改善することにより、新しい芽が出やすくなります。 ■樹形が自然な形になるように、全体を均一に整えます。 ■太い枝を切った後は、病原菌の侵入を防ぎ回復を早めるために、切り口に癒合剤を塗布するとよいです。

強剪定後の管理

■太い枝を切られたツゲは樹勢が弱る可能性もあるので、緩効性の肥料を与えて樹木の回復を助けると良いかと思います。 窒素、リン酸、カリウムがバランスよく含まれた肥料を選んであげます。 ■土壌が乾燥しすぎないよう注意し、適度に水を与えます。 剪定後は特に乾燥に弱くなるため、しっかり管理します。 ■剪定後の樹木は日差しに弱くなるため、必要に応じて遮光ネットを使用し、樹木を保護します。 ■注意点として、一度に切り詰めすぎると樹木が枯れる可能性があるため、樹木の状態を見ながら作業を進めます。 強剪定後の樹木は、一時的に見た目が寂しくなることがありますが、新芽が出て回復するまで忍耐強く待ちます。