じつは、ラマヌジャンがいなかったらフェルマーの最終定理は解けなかった!彼の残した数式たちから「天才数学者の実像」に迫る
ラマヌジャンは、インドから現れた天才数学者で、彼の数式は今も多くの人々を魅了しています。彼の残した数式は、数学の世界を変革した重要なものばかり。果たしてラマヌジャンとは、何者だったのか?話題の書『ラマヌジャンの数学』からその「まえがき」を公開します。
異端、魔術師などの言葉で称される天才数学者・ラマヌジャン。彼はいったい何者だったのか?ラマヌジャンの数感覚や思考を、残された数式から読み解きながら、数学者としての実像、そして、数学未解決問題「リーマン予想」や「フェルマーの最終定理」解決への端緒を切り拓いた現代数学への功績を紹介した話題の書『ラマヌジャンの数学 無限を掴んだ数学者』(小島寛之・著)。 この記事では、この本の「まえがき」を公開します。
この不思議な数式はどこから!?
ラマヌジャンの円周率の近似式
なんと、右辺の第2 項までの計算だけで小数第15 位まで一致する円周率の近似値が得られます(詳しくは第6 章)。
ラマヌジャンは本当に「異端の数学者」なのか?
ラマヌジャンの『第3 ノート』より。下から4 行目に、冒頭の数式が書かれている(Ramanujan's Notebooks)