【初心者向け】図解でわかるタイマーリレーの使い方!基本から実践的な実装例まで徹底解説
【初心者向け】図解でわかるタイマーリレーの使い方!基本から実践的な実装例まで徹底解説

【初心者向け】図解でわかるタイマーリレーの使い方!基本から実践的な実装例まで徹底解説

一目でわかる、オートメーションリレー(タイマーリレー)モジュールの配線とモードの設定方法を図解します。

今回紹介するタイマーモジュールの電源は基板上部にあるマイクロUSBでの5V給電、または、電源入力(DC 5V~30V)で動作します。接続し電源を投入すれば、自動的に7セグメントLEDが点灯します。 電源の+とグランドGND(ー)の下にトリガの端子があります。 今回紹介するモジュールでは、 ハイレベルトリガ(+の電圧をトリガにつなぐと動作する) ようになっています。最小構成でためなら、使用する電源から基板の VIN+ (端子1)、電源のマイナス側とグランド(接地推奨)を GN D (端子2)に接続し、GNDとトリガのT_GND (端子4)を接続、電源とトリガ用のスイッチを接続し、スイッチを介して基盤のトリガ(端子3)に接続すれば動作します。下の図に示したような接続。 (基板の型番が変わると端子位置が変わる可能性があるのでご自身の基盤で確認してください。リレーはスイッチの機能なのでリレーの出力側にも電源が必要です。) 回路図1 回路配線例 最小構成

タイマーモード全7種類

モード P1.1 トリガーで起動、タイマー時間だけ動作 ※電源などの配線は省略しています。上側の回路図1の配線を参考にしてください。 トリガー信号を受けると OP 時間だけリレーがオンになり、自動でオフになります。タイマー作動中の再トリガーは無効です。 モード P1.2 追加のトリガーで延長、タイマーリセット ※電源などの配線は省略しています。上側の回路図1の配線を参考にしてください。 P1.1の動作中に再度トリガーを受けると、タイマーがリセットされ、もう一度 OP 時間オンになります。 モード P1.3 追加のトリガーで強制停止 電源などの配線は省略しています。上側の回路図1の配線を参考にしてください。 P1.1の動作中に再度トリガーを受けると、リレーが即座にオフになり、タイマーが停止します。 モード P-2 トリガー遅延 電源などの配線は省略しています。上側の回路図1の配線を参考にしてください。 オフトリガー信号を受けると、まず CL 時間だけオフ状態を維持し、その後 OP 時間リレーがオンになります。 モード P3.1 トリガーサイクル 電源などの配線は省略しています。上側の回路図1の配線を参考にしてください。 トリガー信号を受けると、まず OP 時間オンになり、次に CL 時間オフになります。このサイクルを LOP 回繰り返します。 モード P3.2 電源オン自動サイクル 電源などの配線は省略しています。上側の回路図1の配線を参考にしてください。 電源が投入されると自動的にサイクル動作を開始します。 OP 時間オン、 CL 時間オフをずっと繰り返します。(トリガー不要) モード P-4 信号保持タイマー 電源などの配線は省略しています。上側の回路図1の配線を参考にしてください。 トリガー信号が入力されている間はリレーがオンになり続けます。信号が途切れた瞬間からタイマーがスタートし、 OP 時間経過後にリレーがオフになります。 (編集 2026/02/07) 回路図を見やすく修正しました。

設定仕方と表示の見方

1.モード選択 SETを長押しすることでモード選択をすることができる。この状態で上下ボタンを押すことでモードを選択できる。もう一度SETを押すことでモード選択できる。 2.時間の表記について 時間設定時、SETボタンを押すことで、時間の小数点と単位を変えることができ、3パターン用意されている。 1.小数点が1つの時、秒数設定モード 小数点が1つだけ表示されているときは表記されている数字の秒数に設定できる。 例:052. → 52,秒 最大999秒(16.65分) 例:05.2 → 5.2秒 最大99.9秒 1.小数点が3つの時、分数設定モード 小数点が3つ全部表示されているときは表示されている分数で設定できる 例:0.5.2. → 52分 最大999分(16.65時間)

各モード別の設定方法

モード 1.1 1.2 1.3

SETボタン長押しでモード選択をしたのち、モード1.1 1.2 1.3を選択したときは”OP”と画面に表示される。OPの表示が消えたのち、数字をUP DOWNで入力できるようになる。 (OPとはトリガされたのちリレーが動作する時間のこと) その後SETをもう一度押すことで設定完了

モード P-2 トリガー遅延

SETボタン長押しでモード選択をしたのち、モードP2を選択したとき、まず、”OP”と画面に表示される。OPの表示が消えたのち、数字をUP DOWNで入力できるようになる。その後SETをもう一度押すことでOPを設定 (OPとはトリガされたのちリレーが動作する時間のこと) その後SETをもう一度押すと、”CL”と画面に表示される。CLの表示が消えたのち、数字をUP DOWNで入力できるようになる。その後SETをもう一度押すことで設定完了 (CLとはトリガされたのちリレーが動作するまでの時間のこと)

モード P3.1 トリガーサイクル OPとLPの設定はP-2 トリガー遅延と同じなのでそこを参照してください。P3.1はLPの設定ののち”LOP”と表示されるのでここでループ回数を設定できる。 モード P3.2 電源オン自動サイクル 設定はP-2 トリガー遅延と同じなので略。 モード P-4 信号保持タイマー

SETボタン長押しでモード選択をしたのち、モード1.1 1.2 1.3を選択したときは”OP”と画面に表示される。OPの表示が消えたのち、数字をUP DOWNで入力できるようになる。 (ここのOPとはトリガが切れたあとONを保持する時間のこと) その後SETをもう一度押すことで設定完了

実装アイデア

カップラーメンタイマー (P1.1) タイマーモジュールとブザーやLEDを使って古典的なタイマー作成。 自動水やり装置 P3.2)

タイマーモジュールを定期動作(P3.2)モードで設定し、ホースの開閉を定期的に行う。 ソレノイドバルブを用いて開閉機とし、電源をバッテリーで駆動するような構成にすれば、延長ホースなど散水場所に応じた追加費用を除けば1万円弱ほどで実装することができます。 自宅で実装してみた回路 自宅で実装したシステムでは、電源を車用のバッテリー(12V)の不用品を再利用して利用しました。 回路としては、p3.2モードのタイマーで一日のいつ散水するかを決めて一瞬だけリレーをつなぎ、その信号をP1.1の散水弁用タイマーのトリガーにすることで、P1.1で細かく散水時間を設定し、変更も簡単になるようにしています。 散水弁には、ソレノイドバルブを使用しているため、ソレノイドバルブ自体に一応保護回路が入っているみたいでしたが、p1.1の散水弁用トリガに逆方向にダイオードを並列接続し、切り替え時の逆電流を受け流せるようにしてあります。

ジオラマや模型用の「踏切警報機」(P3.2) タイマーモジュールを定期動作(P3.2)モードで設定し、ジオラマの踏切を定期的に動作するようにすることができます。

まとめ

電子工作で色々使えるタイマーリレーについて基板上のそれぞれの端子や動作モードまで紹介しました。アイデア次第で、いろんなことに利用できると思います。いろいろ試してみてください。 タイマーリレーの基盤の配線にはフェルール端子が便利でした。自分の作りたいものに合わせて端子を使って綺麗に安全な配線をしてけがなく電子工作しましょう。 選び方については以下の記事で紹介しています

【初心者向け】フェルール端子の選び方!! 電流値から適切なサイズ(色)の選定の仕方を紹介します。 ここまで読んでいただきありがとうございます。 では、次の記事で。 lumenHero Post Views: 4,731

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